後輩との語らい
後輩との語らい
僕と同じようにとある地方都市に赴任している後輩T。
1人さびしく週末を過ごしているとのことで
新幹線で遊びにいった。
Tは、新入社員のときに同じチームの先輩・後輩だった。
僕が転勤になった1年後に、Tも地方に異動になった。
Tは、都会育ちのためなかなか地方での生活に
なじめてない様子だった。
(しかし、もう1年は経つが・・・)
Tにとって別に学校とか別に縁もゆかりもない土地
だから仕方ないといえばそうかもしれない。
Tがいるところに着いて一緒に観光地を周った。
時折、彼女のいないTにギャグで彼女っぽいような
せりふと動作を言ってやったら思いっきりひかれた。
(僕自身言ってキモイなと思い、反省)
僕には、もちろんそんな気はありません。
『牛角』 で夕食をとっているとき
●学生時代のこと
●今の仕事での自分の役割
●自分のやりたいこと など話した。
異動する前、一緒の職場にいたのが少しだったので
Tと久々に会い、いろんな話ができてよかった。
また自分にとってもいろんなことを考えたりもできた。
日曜も少し観光して最後、Tに車で駅まで送ってもらったが
車中で 『Sign/Mr.CHILDREN』 が流れると
T 「この曲聴くと彼女欲しくなりますね」
というので
僕 「たしかになあ」 と答えた。
なんと寂しい会話じゃないかとこれを書きながら思った。
お互いに彼女が出来る日は多少遠い気がするが
後輩との絆を多少なりとも深めた週末だった。