こんばんは。


さて。


数日経ってしまいましたが。。。



『Blackbird』
無事終演いたしました!


ご来場下さった皆さま、
応援して下さった皆さま、
温かく見守って下さった皆さま、
ありがとうございました。


今回の作品、
芝居、演出、もちろん賛否両論ありました。
どの作品もそうだと思いますが。
より、ハッキリ分かれていたような気がいたします。
R指定がつきそうな、濃厚な内容でございました。



初めてこのお話をいただき、台本を読んだ時、私の中に描かれたのは、
水彩画 に近いもの。
私の演じた ウーナ に、私自身が持つ 近しいモノ を感じました。

普通の生活を送ろうとしながらも、抑え込んでいる感情 や、忘れたいのに忘れられない過去、まとわりついている何か、
陽 よりも 陰 なモノ。
秘めているつもりなのに滲み出てしまうモノ。
おそろしい程静かなのに、内にはマグマのようなモノを持っていて。
それが、ある事を、あるモノをきっかけに爆発してしまうような。
静かな恐ろしさ のような。


今回の荒井さん(大久保さん)の演出では、私が最初に描いたモノとは逆のものでした。
元の部分は同じですが。
タッチの強い油絵 のような。
感情的で、出しても出しても解消されないモノ。
強さを出して出して出しまくる。
それが哀しい、というような。
テキレジ(台本の修正や手直しなど)がない日は無かったように思います。
毎日話し合って、創っていきました。
毎日闘いでした。
精神的にも、体力的にも。
(ご覧になられた方はお分かりかと思いますが。笑)



前に書いたように、
賛否両論ありました。
ただ、私個人としては、挑戦し甲斐のある本で、役でした。
演出も。
普段はあまり手を使った芝居をしないものですから。
いつも観に来て下さっている方々には新鮮だったかもしれません。
ある意味、何かを捨てての挑戦でした。


少人数のカンパニーでしたが、
本当に素晴らしいスタッフの方々に支えていただき、一緒に作品を創る事が出来、とても幸せでした。

そして、この本を選び、何年もあたため、上演に踏み切ってくださった、演出の荒井さん。
私よりも若いのに、よくこの本を扱おうと思ったな、と。笑
ありがとうございます。
少しタイミングがズレていたら版権が取れなかったかもしれない、という。

そして、相手役の大森さん。
以前にも共演させていただきましたが、
今回は全く違うカタチでご一緒できて、良い経験になりました。
日々色々な事を考え、感じ、学ばせていただきました。


『Blackbird』
今、映画も撮影されているようですね。
日本での公開はいつでしょうか。
来年あたりですかね。
映画は
『Blackbird』ではなく、私の演じた役の、『Una』がタイトルのようです。
楽しみですね。



暫くはロングヘアを楽しみたいと思います。



では。

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