超訳「ダウン・ザ・フェアウェイ」

 

今週も引き続き、「第二章 オールドマン・パーの発見」を続けます。
 
■オールドマン・パーを悟っていても、自制心がなくては見失う
 
「ゴルフの要素としてオールドマン・パ―がどれほど重要かを確かに悟らされたはずなのに、その悟りはあくまで自分勝手なものにすぎず、ゲームというもっとも具体的な出来事の前では、たちまち圧し殺されてしまうようだった。勝ち負けが、いまよりずっと好きだったのだろうと思う。」
 
≪超訳≫
人生の中でオールドマン・パ-がどれほど重要かを悟っていたはずなのに、その悟りは自分勝手なものに過ぎなかった。
目の前の出来事に追われていると自制心が効かなくなった。
勝ち負けにこだわることから脱することができなかったのだ。
 
オールマン・パーの存在を見つけたボビー・ジョーンズは、そのことを“悟り”と表現している。
しかし、それほど重要なことであっても、自制心に勝る何かが、それを上回ってしまうことは理解できる。
 
ただ、「ダウン・ザ・フェアウェイ」の第二章では、ここまでオールドマン・パーのことを語っていながら、“オールドマン・パー”とは何なのかを教えてくれない。
読者の皆さんは、うすうすは気が付いているだろうか。
ボビー・ジョーンズは、それがうまく表現できないから、その存在を「オールドマン・パー」と語っているのかもしれない。
 
(続く)
 
 
 
 
 
 
 
 

 

東京・上板橋 首都圏NO1のインドアゴルフスタジオ 

「ワンダーゴルフパーク」

https://wonder.golf/