こんにちは!
ワンダフル美容外科です🌷

 

今日は、手術を控えているお客様からよくいただく質問の中でも、

実はとても大切なことについてお話しします。

 

それが…「ネイル・ペディの除去」です。

「爪一枚くらい大丈夫じゃないの?」
「ネイルを落とさなかっただけで手術できないの?」

「他のクリニックは全部落とす必要なかったけど…」

大丈夫ではありません。
手術室でネイルの除去を求めるのは、単なるルールではなく、
患者さんの命を守るための最低限の安全対策だからです。

 

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なぜ落とさないといけないの?

手術中、医療スタッフは患者さんが正常に呼吸できているか、

心臓が正常に動いているかをリアルタイムで確認しています。

そのときに使う最重要機器が「酸素飽和度モニター」です。

 

クリップ型のセンサーを指先に挟み、

赤外線を当てることで血液中の酸素量を測定します。
しかしネイルポリッシュやジェルネイルの色素やラメが、

この光を完全にブロックしてしまうのです。

 

つまり、機械が患者さんの状態を正確に読み取れなくなってしまいます。

 

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ネイルを落とさないと起こる危険なこと

① 低酸素症・脳損傷のリスク(最も深刻)
麻酔中は呼吸が不安定になることがあります。
酸素値が下がったとき、センサーがネイルに遮られてアラームが鳴らなければ、
医療スタッフは気づかないまま手術を続けることになります。
これが脳死や心停止につながる「ゴールデンタイム」を逃す原因になります。

② チアノーゼの確認ができない
機器にエラーが起きた場合、医療スタッフは爪の下の皮膚が
青くなる「チアノーゼ」を目視で確認します。
でもジェルネイルで覆われていると、この目視確認も不可能になります。
二重の安全装置が両方失われてしまうのです。

③ 電気メスによるやけどのリスク
手術中の止血に使う電気機器は体に電流を流します。
ネイルに含まれる金属成分やパーツがある場合、
その部分に電気熱傷を負う可能性があります。

④ 手術の遅延・当日キャンセル
当日に慌てて落とそうとしても、
ジェルネイルは専用の道具なしには除去できません。
その分、手術が遅れたり、最悪の場合は当日キャンセルになることも…。

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⚠️ 「手は落としたけど足はいいですよね?」→ NGです!

手のセンサーが使えないとき、医療スタッフはすぐに足の指に付け替えます。
「手だけ落とした」は、緊急時のプランBを自分で消してしまうことと同じです。
手の指10本・足の指10本、すべて何もついてない状態で来院してください。

 

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お客様へのお願い

美容整形は「もっと綺麗になる」ための選択ですが、その大前提は常に「安全」です。

✅ 透明なマニキュアも光を屈折させるためNGです
✅ 手術前日に必ずネイルサロンでオフしてきてください
✅ スーパートップコートのみの場合も除去をお願いしています

医療スタッフが手術に集中できるよう、基本の安全ルールを必ず守っていただけるよう、強くお願い申し上げます。