ライターの有留です。
いつもお世話になっております。
ライターにどうやってなったの?
というご質問をいただきました。
ありがとうございます(ペコリ)
私は、ライターとしてまったく実績がないところから、
書きたい雑誌に片っ端から営業をかけたんですよ。
私がライターとしてやっていけないわけがない
という、謎の自信に突き動かされていたわけです。
若いっていうか、バカいっていうか
でも、10社電話したうちの3社くらいは、
「会ってもいいよ」と言ってくれる編集さんもいて、
ウキウキしながら出かけていきましたね。
その時点で、作品ってないわけです。
まだライターとして仕事をしていないんで。
そのかわり持っていったのが、
“夢の企画”です!
自分が愛読していて、「ここに書きたい!」と思う雑誌で
自分がライターとして関わる“夢の企画”。
見よう見まねでラフを書いて
「この雑誌でこういうのをやったら超ウケると思います! なぜなら~」
なんて、今考えたら
「穴があったら埋めてください、誰か」
って感じですが、
とにかくその“夢の企画”について
20分くらい語っていました。
忙しい中、辛抱強く聞いてくださった編集さん、
その節は本当にどうもありがとうございました。
その後、何人かの編集さんから電話がかかってきて、
お仕事をいただけるようになっていった……
ということです。
ただし、“夢の企画”は1回もやらせてもらえなかった。
2回くらい、別のライターで実現してたな
まあ、そういうリスクもあるだろうと思っていましたが、
いちいち気にしなかったです。
好きで、仕事したい媒体だったから
“夢の企画”が書けて、
ペラペラと20分も喋れたんだと思います。
売り込まれた方も、
売り込みに来た人間が
媒体に愛を持っているかどうかが
ちゃんとわかるんだなって思いました。
というわけで。
売り込みに行くときは、
愛あふれる“夢の企画”持参がおすすめです。