刺さる文章 | 「書く」を仕事に

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オモロくてキビしくて愛しい、ライター生活。
取材・文/有留もと子
お問合せ/moco_moco_moco@hotmail.com

ライターの有留です。

いつもお世話になっております。

 

ゴールデンウィークまっただ中。

気持ちのいいお天気が続いていますねー。

 

 

さて、「文章を書くことが難しい」と言う人の中には、

怖れがあるのかなと思うことがあります。

 

何に対して恐れているのかというと、

批判されて傷つくことです。

 

自分の本音を書くことは、

裸で世界に立ち向かうようなもの。

ときに自分の中の最もやわらかい部分を

晒すことにもなります。

 

そうやって、勇気を振り絞って書いた文章が

嘲笑されたり、批判されたりしたら

そりゃー傷つきますよね。

その気持ち、わかります。

 

でも、どこかにいる誰かは、きっと共感してくれます。

しかし、本音を書かない限り

共感は得られないんです。

 

「刺さる文章」って、どこかに棘があるから

心に刺さるんです。

本音が、その棘になるんじゃないかな。

 

ただし棘は必要ですが、

その棘が他人を傷つけるためのものなら

痛くて触れません。

 

一方、棘のない、ツルツルした文章は、

サラッと読めますがそのまま通り過ぎていきます。

 

正直に言って、小説家でもない限り、
うまく書こうとしても、うまくは書けません。
だから、最低限の文法を抑えていれば、
まずはヨシ。

形を整えるよりも、本音を書いてみることに
まずは取り組んでみてほしいなーと思います。