ライターの有留です。
いつもお世話になっております。
昨日の雨はすごかったですね。
一時は窓の外が真っ白になるくらいの、横殴りの雨。
風もゴウゴウ唸っていました。
そんな雨の日は家に閉じこもってDVDを見るに限ります。
……ややっ、導入が明らかに強引でしたね。ま、気にしないで気にしないで。
で、最近私がはまっているのは、
「メジャー・クライムス―重大犯罪課―」
です。
主人公は、シャロン・レイダー(メアリー・マクドネル)。ロサンゼルス市警の重大犯罪課のチーフ。
これ、もともとは「クローザー」というクライムサスペンスのシリーズから
スピンオフした作品。
さらにもうひとつ、2つの作品に共通しているのは、
主人公がオバさんだってこと!
「クローザー」の主人公、ブレンダ・ジョンソン(キーラ・セジウィック)は熱血漢。
喧嘩っ早くて、意志が強くて、周囲と対立しながら容疑者の自白をもぎ取っていきます。
彼女は「クローザー」として、事件を終わらせるんです。
シャロンは、「クローザー」の中では内部調査員として登場し、ブレンダの敵役でした。
私は最初「クローザー」を見ていて、規則規則ってうるさいシャロンが本当にうざかった(笑)
でも、「メジャー・クライムス」を見始めてからは、こちらの方が断然面白くなってきました。
ブレンダは、アイドルっぽい風貌に、いわゆるドジッ娘キャラ。
キーラ・セジウィックの役作りが振り切れているから面白いけれど、どこかで見たような、
ありふれているといえばありふれている感じです。
それに対してシャロンは一切ドジッ娘なし。
髪もばさばさで、洋服のデザインも抑え目の、もう堂々としたオバさん。
話し方も終始落ち着いていて、滅多に感情をあらわにすることがありません。
そして、彼女がやることは、容疑者との取引き。
刑期を軽くするのと引き換えに、捜査に重要な証言を引き出します。
そこに派手さはありません。
でも、捜査のゴールに向かって、淡々と交渉を進めるシャロンが
いつの間にかすごくカッコよく見えるようになってしまいました。
カッコいいオバさんが活躍する作品を見ると、元気が出ます☆