オバさん主人公がかっこよすぎる♡~メジャー・クライムス―重大犯罪課― | 「書く」を仕事に

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オモロくてキビしくて愛しい、ライター生活。
取材・文/有留もと子
お問合せ/moco_moco_moco@hotmail.com

ライターの有留です。
いつもお世話になっております。

昨日の雨はすごかったですね。
一時は窓の外が真っ白になるくらいの、横殴りの雨。
風もゴウゴウ唸っていました。

そんな雨の日は家に閉じこもってDVDを見るに限ります。
……ややっ、導入が明らかに強引でしたね。ま、気にしないで気にしないで。

で、最近私がはまっているのは、
「メジャー・クライムス―重大犯罪課―」
です。





主人公は、シャロン・レイダー(メアリー・マクドネル)。ロサンゼルス市警の重大犯罪課のチーフ。

これ、もともとは「クローザー」というクライムサスペンスのシリーズから
スピンオフした作品。

さらにもうひとつ、2つの作品に共通しているのは、
主人公がオバさんだってこと!


「クローザー」の主人公、ブレンダ・ジョンソン(キーラ・セジウィック)は熱血漢。
喧嘩っ早くて、意志が強くて、周囲と対立しながら容疑者の自白をもぎ取っていきます。
彼女は「クローザー」として、事件を終わらせるんです。

シャロンは、「クローザー」の中では内部調査員として登場し、ブレンダの敵役でした。
私は最初「クローザー」を見ていて、規則規則ってうるさいシャロンが本当にうざかった(笑)

でも、「メジャー・クライムス」を見始めてからは、こちらの方が断然面白くなってきました。

ブレンダは、アイドルっぽい風貌に、いわゆるドジッ娘キャラ。
キーラ・セジウィックの役作りが振り切れているから面白いけれど、どこかで見たような、
ありふれているといえばありふれている感じです。

それに対してシャロンは一切ドジッ娘なし。
髪もばさばさで、洋服のデザインも抑え目の、もう堂々としたオバさん。
話し方も終始落ち着いていて、滅多に感情をあらわにすることがありません。

そして、彼女がやることは、容疑者との取引き。
刑期を軽くするのと引き換えに、捜査に重要な証言を引き出します。
そこに派手さはありません。
でも、捜査のゴールに向かって、淡々と交渉を進めるシャロンが
いつの間にかすごくカッコよく見えるようになってしまいました。

カッコいいオバさんが活躍する作品を見ると、元気が出ます☆