墓石の前で考えた | 「書く」を仕事に

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オモロくてキビしくて愛しい、ライター生活。
取材・文/有留もと子
お問合せ/moco_moco_moco@hotmail.com

ライターの有留です。
いつもお世話になっております。

週末いかがお過ごしでしょうか。
お盆なわけですけれども。

私は母と二人、ツクツクボーシの大合唱の中、お墓参りに行ってきました。

お墓がある霊園は、わりと新しいんです。
こじんまりとしていますが、霊園の人がいつもきれいにしてくれているので
気持ちよくお参りできます。

うちのお墓は昔ながらのオーソドックスなタイプ。
でも最近はお墓もずいぶんと自由になっています。

墓石自体が四角かったり、プレートになっていたり。
黒やグレーだけでなく、淡いピンク色の墓石もあります。
墓石に刻む言葉も「○○○○家之墓」に限らず、
「愛」「平和」「絆」「family」などなど、バラエティ豊か。

私だったら、どんな言葉を刻もうかなー。
狙いすぎるとかっこ悪いし、凡庸だと印象に残らないし……。
うむ、これはまるで本のタイトルのつけ方と同じではないか!!

……なんにもいいのが思い浮かばない(汗)


お花をお供えされている墓石たちを眺めながら歩いていると、
衝撃の墓石が!

「Lone」


えーーーー??????????

もしや「Love」の刻み間違い?

いやそんなことはないよね、文字校するし。

そ、そういうのもアリなんだ。


いろいろ考えたけど、やっぱりオーソドックスな○○○○家之墓でいいです。