ハロウィン衣装に欠かせない吸血鬼のドラキュラ衣装は、怖いのですが、注意がひきつけられるものです。そもそもドラキュラは映画や小説の空想の人物ではなく、本当に存在した本名ヴラド・ツェペシュである「ドラキュラ公」を原型にしたものです。
その他にも、女吸血鬼として残酷で有名なエリザベート・バートーリー伯爵夫人がいます。それぞれの生涯は伝説になるだけの権力者でありました。不老不死の願望が血への信仰につながった信仰となっていた伯爵夫人の話はあまり知られていないかもしれません。
ドラキュラ伝説は、現代にまで粛々と伝承されてる陰という世界の民間の伝承になります。ルーマニアのトランシルヴァニア地方のポエナリ城がドラキュラ公の居城となっていて、写真によく見かけます。
ここまで残虐なことをして有名になった原因としては、やはり当時の血への信仰であったり、ドラキュラ公が１３歳から１７歳までトルコ軍に幽閉されて、屈辱的な時期を過ごし、精神が曲がってしまったことがあげられます。
ハロウィン仮装では、なぜこのような怖いドラキュラ衣装をするのかが疑問ですが、ケルトのハロウィン行列では、魔除けとして、このような悪魔や魔女やドラキュラが近寄らないようにと仮装したということです。なので、自分が怖い存在になっているようですが、実際は、魔除けとしての仮装になっているので、ご安心ください。意外とこのことを知らな人が多いので知っておくといいですね。
そして、コウモリはハロウィンのイメージですが、ドラキュラは何度かコウモリに変身する場面がある小説映画などもあり、死者の上を飛べば、吸血鬼になるという伝説もあります。
ハロウィンでは、古典的なドラキュラの仮装から現代のヒーローのスパイダーマンからシュレックまでなんでもありで、楽しい点ですので、個人の想像が非常に広がりますし、疑問も沢山生じます。そんなハロウィンのイベントがとても魅力的です。
Ｈａｐｐｙ Ｈａｌｌｏｗｅｅｎ！