アクアリウム挑戦 | 耳鳴りが止まらない

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アクアリウムに興味を持ったのは、コンラート・ローレンツの「ソロモンの指輪」を読んだのがきっかけだった。ノーベル賞を受賞している動物行動学者ローレンツが、自宅でいろんな動物を飼ったときのことを書いている。鳥を家の中で放し飼いする冒頭の章から、変わり者で自分でこうと決めたらやり遂げる行動力のある人柄が伺える。まったく常識的な感覚を持ち合わせていないところが興味深く、面白い本だった。

 

彼が作るアクアリウムもやはり独特だった。アクアリウムを作るのは春がいいという。春、地元の川に行き、砂底から水草、そこに暮らす生き物をまとめて、水槽に中に移すのだ。生き物たちを環境ごと連れてくる。水槽の中で生態系を再現する。ブクブクも濾過器もいらない。水草が酸素を供給し、バクテリアが腐敗物を分解する。

 

読んだのは、十年ぐらい前だと思うが、春になるたびに、アクアリウム作りを思い浮かべるようになった。けれどもローレンツがいうようなアクアリムが本当に可能なのだろうか。地元の川って、ここら辺だとどこだ?そんなことを考えていると夏になって忘れしまうのだった。

 

コロナの影響で、毎日在宅勤務で、出かけることがめっきり減ったある日、歩いていけるところにある実家に少し顔を出した。実家には、池があり、メダカやヤゴが生息している。ヤゴがトンボに羽化したときの抜け殻があった。メダカが卵を産んで、庭に並んだタライの中には、とても小さな稚魚、はじめ空っぽだと思うほど小さな稚魚がたくさん泳いでいた。

 

ローレンツみたいなアクアリウムはレベルが高すぎるので、まず、水槽でメダカを飼うあたりところから始めてみようと思い立つ。季節は夏だけれど、どこに行くわけでもないので、近くのホームセンターやネットで道具は買いそろえられる。

 

という訳で、メダカの飼い方をググり始めたが、屋内での飼育はやや難易度が高そうであった。まずは、水草水槽で、順調に推移したら、実家にメダカをもらいに行こう。ググるとわかるが、ブログやyoutubeにアクアリウムネタは、もの凄い量があった。

 

youtubeのメダカの飼育について動画がとてもわかりやすく参考になりました。

 

 

この会社の方でした。

 

 

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