まずはお知らせです。

 

先回の記事で、生涯現役フォーラムの講演会の開催時間を

2時から2時30分とお伝えしましたが、その後変更がありました。

新しい開講時間は、

 

11月17日(土)

午後1時30分から午後2時

@神奈川県立保健福祉大学 カフェテリア特設会場

 

です。(先回の記事も時間を訂正しました)

いちおう定員20名となっていますが、オープンエリアを

簡易的に仕切ったスペースでの開講ということなので

お気軽にお越しください。

 

 

さて、ここからは講演内容について、先行してちょっとだけご紹介。

 

タイトルにもありますように、本講座は「キャリア」についてのお話です。

 

これまでキャリアというのは、どちらかというと仕事上の話

それも、ちょっとエリートっぽい人…

たとえば、キャリアウーマンとか、キャリア官僚とか、キャリア組とか

の成功物語!みたいなイメージで捉えられてきたように思います。

 

(そういえば、今季は綾瀬はるかさんが元キャリアウーマンに扮したドラマが人気のようですね)

閑話休題

 

しかし、最近では人生100年時代と言われるように

職業人として会社生活を終えてからも、さらに数十年という時間が待っています。

そこで、こんなことを考えた人がいました。

その人の名を、シャイン(Schein, E. H.)といいます。

 

シャインは、履歴書に書けるような組織内での職務経歴や資格などの客観的なものを

外向けの(他の人々が見る)キャリア、ということで「外的キャリア」と名付けました。

 

これに対して、生きがいや働きがいなど自分自身の主観にかかわるものを

内面的ということで、「内的キャリア」と名付けました。

 

つまり、キャリアとは仕事上の出来事をまとめたものばかりでなく

その人の人生における、出来事すべてを包括するようなものとして

イメージしているわけです。

 

ここでは、外的キャリア+内的キャリアを、その人のキャリアとして扱いますが

一般的なキャリア(ここでいう外的キャリア)と区別するために…

 

ライフキャリア

 

と呼ぶことにします。

 

本講座では、ライフキャリアについて、イメージしやすいように

わかりやすい例を挙げながらお話を進めていくことになります。

 

次回「ライフキャリアに架ける虹」に続く

To be continued...

 

※シャインは、「人生の3領域」「キャリアアンカー」「キャリアサバイバル」など

幅広く説を展開していますが、ここでは、外的内的という2つのキャリアを提唱した人

として登場させています。