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That Girl ザット・ガール
1981年12月 57thシングル アルバム「ミュージック・エイリアムⅠ」収録
 
 

 
 1981年12月リリース。スティーヴィーにとって、通算57枚目のシングルです。RBチャート1位ポップチャート4位。特にRBチャートでは9週連続で首位を守るという大ヒットとなりました。
 
 1982年にリリースされた「ミュージックエイリアムⅠ」に収録されているのですが、このアルバムは、当時の新曲が4曲収録された16曲入りの2枚組ベストアルバムだったんですね。で、この曲がその4曲の新曲うちの1曲で、同アルバムからのファースト・シングルというわけです。当時、日本ではTDKCMで流れていたようですので、それをご記憶の方もおられるでしょうね。
 
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クールで、アーバンな雰囲気が漂うサウンドに乗せて、メロディアスに展開していくミディアム・ファンク・チューン。途中で差し込まれる、哀愁漂うスティーヴィーのハープソロが素晴らしいです。
 
That Girl あの娘”と表現しているところから、曲の主人公は意中の女の子を遠巻きに眺めているのでしょうか。曲の内容は、恋敵に対して、「お前があの娘を振り回している間、おれはずっと長い間傷ついてきたけど、あの娘のことを一番よく理解しているのは俺だ、あの娘の愛をきちんと受け止められるのは俺だ。お前じゃない」といい放つといった感じ。この曲中で描かれる女性像には、当時、スティーヴィーが抱いていた女性観といったものが表れている…といった趣旨のスティーヴィーのインタヴュー記事を読んだことがあるのですが、その記事をどこかに無くしてしまって汗、詳しいことは確認できませんでしたあせる
 
 
ライブでも時折歌われています。私が記憶しているのは、2003年から04年にかけて来日したときの福岡公演。生で聴くこの曲のカッコよさにはホントに痺れました。
 
 
こちらは、リリース当時の日本公演の模様です。  


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のちに、ラッパーのPacが「So Many Tears」でネタにしたり、RBシンガーのJoeがカヴァーしたりと、いろいろなところで取り上げられることも多いですね。
 
アッシャー(Usher)によるライブ・カヴァーを見つけました!