またまた忙しい(笑)

 

元々、自分の映画レビューは極力ネタバレは避け、ストーリーも最低限の数行にとどめて感想を中心に書かせていただいております。今日紹介する映画はそんな感想さえも観ていただくためには不用なのですが、それでは観ていただけない(笑)

 

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「とっておきの映画」です

題名だけ覚えて黙ってレンタルしてください!

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「テキサスの五人の仲間」

1965年/アメリカ(95分)

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「ハスラー」のシドニー・キャロルの脚本をフィルダー・クックが製作・監督した西部劇の隠れた傑作!

 

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<監督>

 

フィルダー・クック

 

<脚本>

 

シドニー・キャロル

 

<キャスト>

 

ヘンリー・フォンダ

「怒りの葡萄」(40年)、「荒野の決闘」(46年)、そして法廷映画の名作「十二人の怒れる男」など人間味豊かな善良な役の多い40年代から60年代に活躍したアメリカの名優!

 

ジョアン・ウッドワード

ご存知ポール・ニューマンの奥さん!「イブの三つの顔」(57年)でアカデミー主演女優賞を受賞、「レーチェルレーチェル」(68年)など映画だけでなく舞台やテレビで活躍しています

 

ジェイソン・ロバーズ

バージェス・メレディス

チャールズ・ビッグフォード

ケヴィン・マーカーシー

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とにかく出演者の顔ぶれが凄い!「トラ!トラ!トラ!」(70年)や「大統領の陰謀」(76年)などのジェイソン・ロバーズ!この映画でも素晴らしかったですねえ~あの、「ロッキー」シリーズのバージェス・メレディス、ジョー・ダンテ監督作品の常連ケヴィン・マッカーシーや名脇役チャールズ・ビックフォード、ジョン・クォーレンなど登場人物すべてが魅力的です

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1896年、とある西部の町_

西部で名を馳せた5人のギャンブラーが、年に一度のポーカーでの大勝負が始まった。個性豊かな5人が繰り広げるポーカーに、旅の途中に立ち寄った男(ヘンリー・フォンダ)が加わるが・・・

予備知識厳禁の映画です!

 

この映画をまだ観ていない人がうらやましい(笑)

ストーリーはもちろんパッケージの案内や寸評などいかなる予備知識厳禁です。頭をからっぽの状態で観てください!

 

舞台はほとんど酒場とポーカー部屋のみのシンプルさで、お金をかけなくても、いい脚本といい役者がいれば面白い映画ができる見本のような映画です!

 

 

 

 

古い映画ですが、スリリングでコミカル!緩急を織り交ぜながらの展開は見事で95分でまとめたのが見事です!

 

登場人物すべてが魅力的で、ポーカーの緊張感、絶望感、悲壮感などすべてが味わえる作品。西部劇ですが撃ち合いシーンは全くなく老若男女楽しんでいただける作品です!

 

「家に帰ろう、女房のいる家へ!」

 

エンディングの曲もいいです!

 

 

 

原題は「Big Deal at Dodge City」

「ダッジシティ(舞台になった町)の一大事」と訳すのでしょうか

 

「テキサスの五人の仲間」という邦題が最高(笑)

 

「オーシャンズ11」の元ネタとなった、フランク・シナトラの「オーシャンと11人の仲間」(60年)と、同じくシナトラの「テキサスの四人」(63年)から付けたのでしょうが、実は・・・これ以上書けません

(笑)

 

このレビューを見て「観たい」と思った方は、何も知らずに観てください!