ども^^

相変わらず忙しい(笑)

 

前回のブログでもお話ししましたが、ブログをちょっと休憩します!

みなさんのブログにはたまに遊びに行くと思いますが・・・

 

 

今日は、ハリウッドのみならず世界中で最も愛されたであろう女優マリリン・モンローの映画紹介です!モンローの日本公開作は全部で15~6作で決して作品には恵まれていた方ではありませんが、少しづつ紹介していきたいと思います

 

「愛しのマリリン・モンロー」第1弾

 

自身も大好きで、ほとんどの日本公開映画は観ておりますが、最もモンローらしさが出ていた映画ですね

 

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「お熱いのがお好き」

1959年/アメリカ(120分)

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名匠ビリー・ワイルダー監督による、マリリン・モンロー、トニー・カーティス、ジャック・レモン主演のハリウッド屈指のコメディ映画!

 

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<監督>

 

ビリー・ワイルダー

 

ハリウッドを代表する名匠!

アカデミー監督賞の「失われた週末」、同監督賞に輝いた「アパートの鍵貸します」その他「サンセット大通り」、大好きなヘプバーンとの「昼下りの情事」「麗しのサブリナ」モンローとの「七年目の浮気」などなど名作のオンパレードですね

 

<キャスト>

 

マリリン・モンロー

出演作については最後に列記しておりますので参考にどうぞ!

 

トニー・カーティス

「求婚専科」などのラブコメのイメージが強いです。「隊長ブーリバ」、シドニー・ポワチエとの「手錠のまま脱獄」は好きな作品です

 

ジャック・レモン

戦後アメリカ映画界最高の喜劇俳優です!

「ミスター・ロバーツ」をはじめ「アパートの鍵貸します」「あなただけ今晩は」「チャイナ・シンドローム」などなど

 

その他、ギャングのボス役にジョージ・ラフト、大金持ち役にジョー・E・ブラウンらの個性派がずらりと顔をそろえています

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舞台は1920年代、禁酒法時代のシカゴ_

 

ギャングの抗争に巻き込まれ、追われる売れないサックス奏者ジョー(カーティス)とベース奏者ジェリー(レモン)は女装して女性楽団に潜り込むが・・・

 

 

モンローの魅力とビリー・ワイルダーのテクニックが冴える、バカバカしくて切なくて愛しい映画です!

 

 

 

トニー・カーティスとジャック・レモンのドタバタぶりも楽しいですが、モンローの登場シーンがいいですねえ~彼等の視線の先にある彼女の歩く後ろ姿に、汽車の蒸気に包まれる姿は見事に絵になります(笑)

 

モンローはこの時33才!

やはり、この映画のように、ちょっとおバカでセクシーなキャラが一番似合います

 

 

この映画ではモンローの歌声も堪能できます

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I'm Through with Love(恋はおしまい)

I Wanna Be Loved by You(あなたに愛されたいの)

Running Wild(ランニング・ワイルド)

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「ププッピドウ~」

 

 

冒頭の銃撃戦やカーアクション、歌や踊り、ギャグにロマンスと見せ場の連続です!

 

全米映画協会による「アメリカ喜劇映画ベスト100」で第1位に選ばれた作品

 

コメディ映画とアクション映画は「鮮度が売り」なんですが、今もって古さを感じられないセンスの高さを感じますね

 

 

基本的に、映画は字幕で観ますが、この映画は吹き替えでも面白いです

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マリリン・モンロー/向井真理子

トニー・カーティス/広川太一郎

ジャック・レモン/愛川欽也

ジョージ・ラフト/大木民夫

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特に、キンキンのジャック・レモンはまさにピッタリです^^

 

 

 

あの三谷幸喜氏が「僕にとっては、コメディ映画のバイブルです」と語っています

 

恋愛あり、友情あり、極上のユーモアあり、何といってもテンポがいいですね。さらに、ビリー・ワイルダーらしくいいセリフがたくさんありますね

 

「シュガー(マリリン)、オトコなんかのために泣かないで!」

 

 

原題は「Some Like It Hot」

 

女装のサックス奏者から、大金持ちに扮したカーティスとモンローとの浜辺のシーンでの会話に出てきます!吹き替えではわからないので、このセリフは字幕でど~ぞ!

 

この映画は、「バカバカしさ」というか「いい加減さ」がいいです

 

禁酒法時代という「建前と本音」が混同した世相を皮肉ったワイルダーの手腕が冴えてます。「いい加減さ」がうまいです!

 

この映画は、アカデミー作品賞の候補すら上がっておりません!

この年は、あの怪物映画「ベン・ハー」がアカデミー賞の各部門を総なめにしていますが、間違いなく人々の記憶に残った一本になりました

 

 

この映画のもうひとつの見どころは、ジャック・レモンの芸達者ぶりでしょうね~カーティスやモンローとの場面も楽しいですが、なんといってもジョー・E・ブラウンとのやりとりは格別です!

 

古い映画ではありますが、古臭い映画ではありません!

 

「七年目の浮気」で、モンローのNGの多さに「二度と組むのはゴメンだ!」と激怒したワイルダーが、それでも彼女に魅了されて本作に再起用したエピソードは有名です

 

モンローの魅力全開の映画ですよね~

 

 

この写真は、個人的にベストショット!

列車の中で、名前を呼ばれた時に、服を脱いでの振り向きざまのシーン!

 

「Good Night, Honey」

 

マリリン・モンローは、今でもセクシーな女性の代名詞として世界中から愛されています。よく誰々は「モンロー二世」や「モンローの再来」など聞かされますが、いえいえ、絶対にもう二度と出てこない女優でしょうね!

 

 

モンローの名言

「私、何かにしっかりとしがみつきたいの!」

 

36才での謎の死からすでに50年以上経過していますが、今、じっくりこの言葉を噛みしめるとどこか納得できます。自分なりに、彼女の死の真相を追いかけたこともありましたが、それはまた、別の機会に話すとしましょう・・・

 

彼女は伝説になりました

 

意外にも、モンローは料理好きで、最愛のジョー・ディマジオ(二度目の夫、ヤンキースのスーパースター)は、彼女の死後20年間に渡り彼女の墓にバラを送っていたことでも知られています

 

 

「笑劇?のラスト!」

 

「Well, nobody’s penfect」

(完璧な人間なんていないさ)

 

見事なほどの名セリフ、完璧なラストで幕を閉じます

 

名匠ビリー・ワイルダーが再びモンローと組んで贈る作品!

モンローファン以外にも是非観て欲しいですね

 

 

「I Wanna Be Loved by You」

 

モンローの魅力をご堪能あれ!

 

 

<マリリン・モンローの主な出演作>

*日本公開のみ

 

荒馬と女/1961

恋をしましょう/1960

お熱いのがお好き/1959

王子と踊り子/1957

バス停留所/1956

七年目の浮気/1955

ショウほど素敵な商売はない/1954

帰らざる河/1954

百万長者と結婚する方法/1953

紳士は金髪がお好き/1953

ナイアガラ/1953

ノックは無用/1952

人生模様/1952

アスファルト・ジャングル/1950

彼女は二丁拳銃/1950

イヴの総て/1950