監督/パーシー・アドロン
メインキャスト
マリアンネ・ゼーゲブレヒト
どこかで観たと思ってましたが、マイケル・ダグラスの「ローズ家の戦争」に出てました。「バチカンで逢いましょう」は観たいですね
CCH・パウンダー
「アバター」に出ていたらしいです^^
知らなかったです、ハイ!
ジャック・パランス
彼は、その風貌から悪人のイメージしかないです(笑)やはり、あの「シェーン」の印象が強いです。「ヤングガン」「チャトズ・ランド」にも出てます!
クリスティーネ・カウフマン
この映画では、乾いた展開にスパイスのような存在でした。元夫が、あのトニー・カーティス!
乾いた砂漠の真ん中にたたずむ「バグダット・カフェ」
本来はオアシスであるはずのカフェは人も建物も寂れ放題・・・そして、その砂漠にまた一人、傷ついた心を引きずって、物語が始まる
いつも不機嫌な女主人のブレンダ
それを遠くから眺めている、家出中のダンナ
怒られてばかりいるピアノ青年
モテモテのブレンダの娘
インディアン系の心やさしいカフェの従業員
もめ事があると必ず現れる、謎の刺青彫師の美女
以前ハリウッドにいた初老の常連客
そこへ、夫と喧嘩したらしいドイツからの旅行者ヤスミンが現われ、けだるいムードのカフェが少しづつ、みんなの心が癒されてきます・・・
この映画には、いくつかの大事なアイテムが出てきます
コーヒーの入った魔法瓶
給水塔
モーテルの中の絵
ブーメラン
これらを通して、人間の変わっていく心をあらわしていると思います
ただの太ったオバサンが、だんだん魅力的になっていくんですよねえ~同時に、まわりの人々も前向きになっていきます
素敵な、再生の物語です!
今まで、乾いて見えていた夕日や景色が、美しく楽しく見えてきます。ちょっと前向きになるだけで、イライラだった毎日が輝いて見える「幸せ」を教えてくれる映画です!
美女もイケメンも登場しない、地味な物語で淡々と進みますが、観おわってなんとも言えない充実感を味わえると思います
物語がつまらない!退屈でダルイ!という声も聞きますが(笑)
空気感というか、雰囲気を楽しむ映画です!
好きか嫌いか、最高か最低か二極に分かれる映画でしょうか
疲れたときに、癒される映画です!
ちょっとだけ、前向きになれる映画です!
中盤以降の展開がきれいにまとまりすぎの感はありますが、ジュベッタ・スティールが歌う「コーリング・ユー」がすばらしいですね
I am calling you
Can’t you hear me?
I am calling you