いつもども!実は、先週レンタルで「見知らぬ乗客」を見て急きょ思い立ちました。
今日から「ヒッチコック特集」をやります!
新しい映画が次々と発表される中、それらを紹介する人はたくさんいらっしゃいますが、こういう映画を紹介するのは、自分たちの役割なんじゃないかと思っております。ヒッチコック作品は、以前よくテレビでやっていましたが最近観る機会が少なく残念です。画像の凄さなどでは今と比較になりませんが、こういう映画を経てきたことを理解してもらいたいですね
アルフレッド・ヒッチコック監督
スリラー映画の巨匠で「サスペンスの神様」と呼ばれ、20世紀を代表する映画監督。映画好きなら、黒澤明監督とヒッチコック監督は、一度は通るべき道でしょう
生涯50数本の作品
全ての映画を紹介できればいいのですが・・・
ヒッチコック特集第一弾
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「白い恐怖」
1945年製作(1951年公開)
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<メインキャスト>
イングリット・バーグマン
グレゴリー・ペック
レオ・G・キャロル
ロンダ・フレミング
ヒッチコックの精神分析を題材にした、サスペンス映画ですがラブストリーの側面もあります。斬新なカメラアングルとヒッチコック特有のスリリングな展開!ヒッチコック作品の中では、あまり評判はよくないようですが個人的には好きですね。初めて観たのは、テレビで中学生くらいの時で、白黒なのに白のラインが際立って見えて怖かった記憶があります
展開の遅さを指摘する向きもあり、好みが分かれるところでしょうが70年前の映画と今の映画を同じ土俵で比べること自体ナンセンスです。ヒッチコックはこの映画でもそうですが、いろんなワナを仕掛けてきます。何気ない場面、セリフが後々になって気になってきます。そうなってきたら・・・もう彼の術中にハマッてますよ(笑)
ミルクの注がれたグラス越しの視点!
白が満たされた画面はまさにヒッチコックです!
光と影-白と黒
夢の中の映像が幻想的で凄いです!
この映画は、夢の分析がカギとなりますが夢と現実の交差するシーンをダリが担当して話題となりました。犯人を追い詰める、スリリングさや緊迫感に欠ける感はありますが、当時としては新しいタイプのサスペンスであることは間違いないですね
「女性は恋をする前は分析医だが、恋をすると患者になる」
ツンツンとしていたバーグマンが、どんどん女らしくなっていき、特に彼女が眼鏡を外す場面ではドキッとするほど美しく、個人的にはこの映画のベストショットです
イングリット・バーグマンとグレース・ケリーはヒッチコック映画に何作か出演しています。個人的にも大好きな女優さんですが、いつか美人女優ランキングのようなのをやりたいですね
彼女の透明感ある美しさを是非、堪能して欲しいです!時代が求めた美男、美女のラブロマンスです
ヒッチコックいくつ観たかでしょうか
サイコ
ロープ
疑惑の影
マーニー
レベッカ
鳥
めまい
ハリーの災難
知りすぎていた男
北北西に進路をとれ
泥棒成金
裏窓
見知らぬ乗客
海外特派員
ダイヤルMを廻せ
・・・
さて、あなたはいくつ見ました?