この日は見事な青空だった。解体される前に、最後の撮影ができて本当に良かった。












煙突の基部を南側から撮影。基本的にはコンクリート製で、内部の表面がレンガ(おそらく耐火煉瓦)で補強されている構造だ。入口で火を燃やしていたのだろう。



入口には崩れ落ちたレンガが積まれていた。



別の箇所の入口。レンガには「OS FB」などの文字が確認できる。



後ろ側には人がぎりぎり入れる程度のスペースが存在していた。レンガは煤が付いているため、煙道といったところだろうか。


煙突基部を北東側から撮影。



「STOP」という米軍時代の看板が倒れていた。奥は車輪付きの棚。



道しるべ。でも錆びて読めない。左が16で、右が4か?


電信柱と街灯が、青空に映えていた。


何かの建物の基礎部分。サイズから言って住宅だろうか。


基地内にはこうした、直径30cm程度の穴もあちこちに空いていた。おそらく基地内に張り巡らされていたボイラー用の配管管理用だったのだろう。


一角に積まれていた鉄製のすべり台。デザインがちょっとおしゃれ。子供が遊ばなくなってから、かれこれ37年。ついにすべり台としての寿命を終える。


面白みのない写真だが、このエリアではこういった大型の陥没痕がいたるところにみられた。地下タンクでも除去した後だろうか。