平成26年(2014年)1月上旬に、解体が進む立川基地跡を個人的には最後と思われる探索に出かけてきた。基地内を走る道には搬入と思われる車の轍が残る。



三本煙突を南側から撮影。木々が伐採されたせいで、今まで未発見だったコンクリ製の四角い施設を初めてみることができた。


側面には地下へと通じるパイプが4本付いている。ボイラー用の水や燃料などの貯蔵施設だろうか。西側には小さな小屋も隣接していた。



小屋の内部。空き缶などの残留物しか残されていない。



その近くにあったコンクリート製の施設基礎部分。上部はもう撤去されてしまったのだろう。今までかなり探索を続けてきたが、この施設も深い森に覆われていたせいで発見することができなかった。鉄製のバルブが確認できる。



伐採された木の切り株。



もう一つ存在したぼっち存在のトタン小屋。


表から撮影。扉の左側に看板が設置されている。



「許可無くク○○○給油を○○」。燃料系の施設だろうか。



小屋の中にはぽっかりと空いた穴が。このタイプの遺構は南地区の一本煙突の付近で以前見たことがある。ボイラー用の地下貯水施設だ。



横の機械もやはり「機械的水位表示機」。メーカーも同じ株式会社東邦製作所だった。



他の場所にも四角い箱状の中にバルブが設置されていた。元々はこの上にも簡易な小屋が立っていたのだろう。