航空公園の航空機C-46とYS-11

埼玉県所沢市にある航空公園には二機の航空機が野外展示されている。



C-46Aコマンドー（91-1145）
アメリカのカーチスライト社製の輸送機。1940年初飛行。時期もあって第二次世界大戦でも輸送機として活躍した。戦後は1954年にアメリカから日本の航空自衛隊に供与され、「天馬」のニックネームを持ち1978年までと長らく使用された。非公式の愛称は「空のデコイチ」。航空自衛隊入間基地に着陸するベテランパイロットは、航空公園に野外展示されているC-46を見ると、飛行場に並んでいた頃を思い、懐かしがるというエピソードがある。


アップ


正面から


公園はたくさんの人たちで賑わっていた。

おまけ

西武新宿線、航空公園駅前に展示されているYS-11。元祖国産旅客機。
ANA系列のエアニッポン仕様。ほんの少し前まで、国内旅客便として使われていたが、今は航空自衛隊でわずかに飛んでいるだけである。しかし所沢市に隣接する入間市の航空自衛隊入間基地にもYS-11は所属しているため、この近辺でもよく見かける機体だ。