仕事とファミリーライフをどうやって両立させる?―私の場合
WomPow(ワァムパウ、Woman Powerの略)ブログにようこそ。
私は、アンナ-マリア・ウィルヤネン。フィンランドセンターの所長です。このブログでは、日本に住んでいるフィンランド女性の立場から、女性のエンパワーメント、女性アーティスト、ロールモデル、仕事とファミリーライフのバランスなどを始めとして、生活全般に関して私が考えていることをお話ししたいと思います。もちろん、フィンランドの美味しい料理のレシピや私の大好きな編み物のこともお伝えしたいです。さあ、ではパワフルな女性の世界のスタート!
自分の心の奥底にあること、自分が情熱を持っていることについて書くのは、なかなか難しいことです。かなりチャレンジです。まず、私が経験したエピソードからお話しすることにしましょう。2年半前に日本にやって来た時、よく聞かれたのは、「女性であって、フィンランドセンターの所長でもあるって、そんなこと出来るのですか?」ってことでした。続いて、「結婚なさっているのですか?お子さんはいらっしゃいます?」と尋ねられ、「はい、結婚していて、子供二人います。」と答えると、次には、「どうやってご自分の仕事とファミリーライフを両立なさっているのですか?そんなこと可能なのかしら?」と続きました。そのようなやり取りを繰り返しているうちに、そうだ、自分は素晴らしくて意義ある仕事と幸せなファミリーライフを両方とも手にしていたんだと言うことに、初めて気づきました。
私の母は家庭の外で仕事を持っていました。母方の祖父母は実業家でした。祖母はいつも忙しく働いていました。広い庭のあるかなり大きな家を切り盛りし、パンを焼き、食事を用意し、テレビを見たり音楽を聴いたりする時でも、かぎ編みをしたり棒編みをしたり、いつもせっせと手を動かしていました。
母と祖母、そしてもう一人、父方の祖母。夫の急逝で43歳で未亡人になり3人の息子を育てた人です。子育ての最中にも、息子たちにソックスを編み、食事を作り、宿題を見ていました。この3人が私のロールモデルです。
このように、知的で強い女性たちに囲まれて私は育ったと言えます。幼い頃から、自分がしたいと思ったことは何でも出来る、何でも達成できる、どんなことでも、あらゆることが可能なんだからと言われて育ちました。ロールモデルの大切さは、どんなに強調しても強調し過ぎることはありません。祖母は二人とも既に亡くなりましたが、未だに、「アミ(これは私のニックネームです)、あなたならきっと出来る、何だって出来るってこと、忘れちゃダメよ。」と言う声が聞こえて来ます。
みなさんに、明日の朝、目覚めたらやってみてほしいことがあります。鏡の前に立って、そこに写る自分に向かって、大きな声で「私は何だって出来る。」って言ってみてください。きっと素晴らしい一日になるはずです。
もう一つ、このブログでは、毎回レシピをご紹介します。秋と言えば、日暮れが早くなり、気温も下がっていく季節、サーモンスープをよく食べます。とても簡単に作れて美味しい一皿です。
Salmon soup
サーモンスープ
水 800cc
玉ねぎ 1〜2コ
にんにく 1~2片
じゃがいも 250g
サーモン 500g
ディル 50g
塩 小さじ1/2
黒こしょう 小さじ1/2
生クリーム 100〜200cc
じゃがいも、玉ねぎ、にんにくの皮をむいて、それぞれさいの目に切ります。鍋に水を入れ、切った野菜をみんな入れて、やわらかくなるまで煮込みます。その間に、サーモンの皮を剥ぎ、一口大に切っておきます。野菜が柔らかくなったら、サーモンをスープに入れ、5分間煮ます。そして、生クリームと塩、黒こしょうを入れて沸騰させます。最後にディルを加えて出来上がり。味見をして、ライ麦パンと一緒に食べます。