読んだ本2020年9月その4 | たまに書きます

たまに書きます

基本的に無益な情報を。12年に渡る中国の黒龍江省暮らし(うち3年ちょい北京)に終止符をうち帰国、次の一歩(台湾方面)に踏み込もうとするタイミングでコロナ蔓延、鎖国により足止め。困り中。どうにもならん。

やっかいな中国人を黙らせる法 中国要人が教える中国式マネジメント術

草思社 2011年 鈴木健介

多少は,そうそう、そういう感じよね。

と共感ができる所もありますが,

大部分が『う~ん、わからないでは無いけれどそれはどうかなあ?』

と思ってしまいました。

あなたが観た中国と僕自身がみた中国は随分景色が違うよね、と。

 

まあそもそも、

地方や文化レベルの差で全く世界が違うからね、中国は。

例えば上海に駐在している人が『俺は中国のことよく知っている』というのはどう考えても

どうしようもない発言だと思うし

かと言って、自分だって『俺は中国のことをよく知っている』とは言えませんね。

あくまで彼が知っているのは上海について。

自分が知っているのは黒龍江省の小さな街と北京についてはよく知ってるよ

と言ってもまあ差し障りはないとは思いますが・・・・。

 

それと,2011年あたりの感覚と現在の中国人の感覚、変わっている部分は随分変わってます。

この本を鵜呑みにするとむしろ痛い目を見るかと。

 

ああ、この人はこういう事を体験したことがあるんだ、と参考程度に留めておくが吉。

もしも本気で中国人の事を知りたいのであれば、少なくとももっと新しい書籍を探すべきだし

一番いいのは結局現地で現地の人間と飯喰う酒飲む、が正解。

 

と、身も蓋もない話でごめんなさい。