難病申請の話 | たまに書きます

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基本的に無益な情報を。12年に渡る中国の黒龍江省暮らし(うち3年ちょい北京)に終止符をうち帰国、次の一歩(台湾方面)に踏み込もうとするタイミングでコロナ蔓延、鎖国により足止め。困り中。どうにもならん。

潰瘍性大腸炎、という難病指定された病気を持っておりまして。

幸い軽症ではあるものの、それなりに年に何回かは具合が良くない時期がやってくる、という状況です。

 

難病指定された病気を持っていると、医療費に補助が出るのです。

(月額いくら以上払った場合は超過した分は国負担→金額は症状によって違う模様)

指定された病気にかかる医療費(診察代や薬代)は3割負担の所2割負担にしてもらえる。

という補助が出るわけです。

 

さて、この補助。

残念ながら日本に住民票をおいている人でないと出ません。

私も今年の2月までは中国に居住しており、かつ、住民票を『海外』にしていたため、

病気にかかって以来ほぼ10年ほど補助を受けられませんでした。

長期に海外にいる場合,住民票を抜くと住民税が発生しないっていう利点はあるんですけどね。

 

そこら編については,どういう給料のもらい方をしているのか、等によって

住民票を抜いたほうが良いのか、抜かないほうが良いのか、が色々変わると思われます。

(原理原則でいうと長期に渡る場合は住民税は抜く、なんでしょうかね。)

そのあたりは色々研究してみたほうが好いと思います。

特にこの手の申請ができる場合,場合によっては住民票を残しておいたほうが有利っていうことも考えられます。

 

で。

ついに一昨日に申請が通った旨の通知を受け取りました。

これで晴れて医療費の負担が軽くなります。

申請日が5月26日になっています。

 

なのですが。

 

この申請、少なくとも帰国して以来の(2020年の3月から)も還付される(なんなら一年くらいさかのぼって還付請求できる)

のかなーと思っていたのですが。

どうも申請が通った日付以降のもの、ってことらしいです。

帰国後申請までの間に多少高額の検査を受けていたので、ちと残念でした。

やはりこの手の手続きはさっさとやるに限りますね。

 

5月以降って言うことで見ると

今月に診察と薬をもらっているので、その負担額を3割から2割に落とすことは可能です

というわけで本日病院と薬局に申請時に添付する書類の作成を依頼してきました。

 

今後の治療については、

治療時に証明を見せると2割負担んにしてくれるというので本当に助かります。感謝感謝ですね。

 

んで、今回申請が通ったのがこのタイミングなのですが、9月の末でまた来年のものに更新をする必要があるそうです。

そこで帰国者については一点ちょっと面倒くさい書類を用意する必要があります。

そもそもの申請についてもそうだったのですが

日本に住民票をおいていない場合、役所の方でその人の収入がどれくらいがったのかを

調べることができません。

ということで、前年の収入を証明するための書類を用意する必要があります。

例えば、今回初回の申請をした際には2018年度の収入を証明する書類を要求されました。

 

中国に居た際には日本の本社から一部を、現地法人から一部をもらう、という給与状況でしたので

日本の本社に対して収入証明を、現地法人ではきちんとした証明みたいなものがありませんので

エクセルで、給与、社会保険額、納税額、これらをレートに応じた日本円にした金額の一年間の表を作成し

現地法人にお願いして社印を押してもらったものをスキャンし、それをこちらで更にプリントアウト→提出しました。

無事に処理されましたので、今回の申請(2019年の所得が証明される物が必要)についても同じものを用意して提出しました。

 

今回は更新なので必要ないようですが、初回申請の場合については

主治医に色々書類を書いてもらったり、という事が必要です。

 

色々と面倒くさいですが、細かく動いてさっさと処理しちゃう、っていうのがベストかと。