よっぽど自分の想定外なタイプの方でなければ、

今日来てくださったお客さまに、またお越しいただきたいですよね。

 

その気持ちを、いつ、どの程度伝えるか、ということについてです。

 

わたしは、初回のご来店での施術の後のお茶のとき、お客さまから聞かれたら

オススメのスパンをお伝えしています。

 

会話のパターンとしては、こんな感じです。

 

わたし「どうですか、少し楽になっていただけましたか?」

 

お客さま「はい、とっても♪ あの、これって次はいつ来ればいいんですか?」

 

わたし「そうですね、いつっていうのはお客さまご自身で決めていただくところなんですけれども、施術をする側からすると、2ヶ月以上空くと、元の状態に戻っていることが多いので、またスタートからのケアになります。

1ヵ月前後でしたら、今日の続きという感じで施術ができるので、より楽にはなっていただけると思います」

 

長かったですかね…。

 

要するに、ひと月強に一度のご利用をオススメする、ということです。

 

でも、これはあくまでも、こちら側からの「提案」である、

ということを忘れないようにしています。

 

サロンは、医療機関ではないですから、よそ様のお身体のケアに関してこちらが判断することはできません。ですよね。

 

 

このスタンスは、次のようなメリットをもたらします。

 

・まず、お客さまにとって、主体的なセルフケアの必要性を考えるきっかけとなりうるということ。

 

・そして、サロンのスタッフのセールストークを断りきれずに通わざるを得なくなったという不満を持つことがない。

 

・結果、気がついたらサロンに通うことが生活の一部になっていた、という形を作ることができる。

 

・さらに、わたしたちからすると、お客さまを必死になって取り込もうとしなくても、

高い確率でまた来てくださる、少なくとも、心地よい体験ができた場所として、サロンを記憶していただけます。

 

・そのことだけでも、気持ちにかなりのゆとりができます。

 

 

と、もしかするとここで、そもそもな疑問がでてくるかもしれません。

 

「次はいつくればいい?なんて、ほんとにお客さまから聞いてもらえるの?」

 

そうですね、聞いてもら…ってますね、わたしは。

 

これは開業当時からですが、ほとんどのお客さまから聞かれてます。

 

わたしはスクールに通っていないので、最初は正直、

自分の技術や接客スタイルの良し悪しがわかりませんでした。

 

だから逆に、自信を持って次回のご来店を促すことができなかったという部分もあります。

 

でも、毎回のように、お客さまから聞いてきてくださったんです。

 

その積み重ねで、現在のご利用は、ほぼ100%リピーターさまとなりました。

 

なので、この方法は、お客さまと施術者、双方が快適な関係を築ける理想のサロンを作ることに役立つと思われます。

 

まぁ、前提として、実際に施術で心身が楽になったという実感を得ていただくというのが必要ではありますが、それはまたの機会に。

 

それと、「回数券の発行について」なんかも知りたい方がいらっしゃるかもしれませんので、

それも追い追い書いていきましょうね。

 

今回はここまでにします^^

 

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