やっとのことで電源が入るようになったTS940S。
終段アンプがショートしているのは前に書いた通り。一部の端子を外してチェックしたら、最終段のトランジスタが死んでいるっぽい。ということで、交換しようと新しいものを用意し、外してみる。
いやいや、まさかまだ買えるとは思いませんでしたね、MRF422。
携帯電話で撮ったのでちょっと見にくい写真ですが、新品です。モトローラ製ですね。最近はサードパーティのものもあるみたいですが、これはオリジナル。奥に写っているのが元々のもの。ネジは外してあり、ベースとコレクタが浮かせてあります。
で、この状態でデバイス確認したのですが、全部外してチェックしてみると・・・あれ??なんかどこもおかしくない???
とりあえず、ファイナルの石をつけないで基板を放熱板にねじ止めしてみる。たまたま電源ラインにテスターつないでショートを確認しながら作業していたら、基板を押し込むと電源ラインがショート状態になる。なんだこれ??
いろいろ探る・・・わかったことは、実はドライバ段のトランジスタ(MRF485)のコレクタとエミッタ間がショートしている。しかも、2個あるうちの片側のみ。
このデバイス、かなり入手が難しいんですよ。多くの方が代替品として2SC1969を使われているみたいなんですが、規格が違うから多少の回路見直しが必要。
ダメ元でebayで探してみると、香港の業者が売ってるものがある。ちゃんとしたものが来るかどうか不安だけど、ま、安かったので試しに。
デバイス到着まで、作業中断です。本当に前途多難です。