彼とのメッセージのやりとりは
削除して残さないようにしている


そのため
心に残しておきたいメッセージも
泣く泣く消すから
読み返すこともできなくて
悔しかったりするのだけど


いつも
どのメッセージも
記憶に残しておきたいと思ってる


それに
読み返して思い出にふけるより
新しいメッセージに
いつも心が増えて更新されていく


だから
残っていなくても
寂しくはないし
変わらず
残しておきたいメッセージを
今もずっと言い続けてくれるから
文字として残っていなくても
心は満タンでいられる


記録より記憶に残すことは
儚くて心と同じだ


目に見えない
掴めない触れない
カタチのないものを
信じたり感じたりすることは
とても難しくも儚いもの


でも
カタチのないそれは
何より大事なこと


物として見えるもの
目に見えて読めるものは
確かにいつも見ればそこにあるから
安心したり感じられる

だからそこにすがったり
大事にしたりしがちだけど
それよりも
目に見えない
カタチのないものだけで
満たされる心を持てる人は
上級マスターだ


そこに行き着ける人は
どれくらいいるんだろうな


私もまだまだ
辿り着いてはいないけど
何も持たずして
彼と恋愛してたいな