【”それでも、世界はいつも美しいとしたら?”~その視点を持つだけで、世界はものすごく美しさを見せてくれる~】 
    

 

 
    
Our Gardenが始まった頃、口癖のように言っていた。
   
”世界はいつも美しい”という言葉。 
   
   
ちはるさん(Our Gardenの男性講師)から教わった言葉。 
    
 
 
Our Gardenの原点。
   
 
 
この言葉は、世界はいつも美しいという観方は、


私の人生を大きく変えた。 
   

よく、Our Gardenは何をやっているの?と聞かれることがあって、
 
  
 
ひとつ言えるのは、
”世界はいつも美しい”ということを女性たちと共に感じて生きていく場であること。
     
   
  
私にこの言葉を教えてくれたちはるさんは、とても不思議な人。
   
 
    
誰かの愚痴とか、文句を言うことが、ほとんどない。 
   
     
どんなことに対しても否定をしない。 
    
  
何かを責めたり、何かのせいにすることもしない。 
  
  
かといって、ものすごいポジティブなわけでもなく、
冷静さと俯瞰する視点を持っている人。
   
  
人を褒めたりもしない。笑。
    
   
どんな出来事にも、誰に対しても、 
そこに美しさがあるとしたら?
   
 
いつもそういう問いかけをして、その出来事や、人の美しさを見つめている。 
 
 
そんな不思議な人。
  
 
Our Gardenの運営スタッフだった、いましょうさん(男性)と、ちはるさんとのエピソードがある。
いましょうさんも、この観方をちはるさんから教わり、人生が変わったうちの一人だ。
  
 
****いましょうさんのフェイスブックの記事より抜粋***************
 
●4月5日 世界はそれでも美しい
  
 
運営する塾のスタッフ、塾生が集まって行われた3日間の台湾ラボが終了した。
 
 
最終日もとことん盛り上がり皆がこの3日間の感想をシェアし終えたときには、
窓から美しい朝日が差し込み、僕らを照らしていた。
 
  
この3日間で、全員で辿り着いた”ある世界観”は本当に美しいものだった。
 
  
塾の関係者ではないが、大森ハウスで一緒に暮らしていたちはるさんもラボに参加してくれた。
 
  
ちはるさんと言えば、彼と関わる中で、僕が手に入れた宝物がある。




それは僕の人生を変える質問。
 
  
 「世界がそれでも美しいとすれば?」
 


前々から疑問に思っていたことがあった。
 
 
なぜ、ちはるさんはそんなにも世界を美しく見ることが出来るのだろう?と。
 
同時に、でもそれはちはるさんだから出来ることだよな・・・、とも思っていた。
   
 
ちはるさんの物の見方は本当に美しい。


それはまやかしとか、屁理屈とか、偽善とか、
物事のネガティブな面に蓋をしたポジティブ馬鹿とか、そう言った類いの物では全くない。
 
 
そうではないし、ただただ美しい。
  
 
と、あるとき本人に伝えていたらちはるさんがぼそっと言った。
 


「そりゃ耐えられないくらい苦しいことも辛いことも悲しいこともあるけどさ、
でも、それでも、もっと美しい物の見方、世界の見方があるはずだって思うんだよね・・・。」 
 
 
  
この言葉に僕は衝撃を受けた。稲妻が落ちて身体中に電気が走る感覚。

良い意味の青天の霹靂ってこういう感覚だったんだ。
  
 
その日から僕は事ある毎に自分に語りかける。
 
 
   
「世界がそれでも美しいとすれば?」
 


それで、どんな出来事も美しく見えるようになったんだぜ!!な〜んてことはなく、
 
 
 
うううううううううううううう!!!!!
全然美しさなんて見えねえよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!


ちはるすぅあああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!!
 
 
って心の中で泣きながら叫ぶことも、もちろんまだまだあるんだけど(笑)
 
 
それでも、この質問をこの先も自分に問い続けることで、
美しい世界がどんどん広がって行くこと、
 
 
世界の美しさがもっと遠くの景色までもっとクリアに見えて来ることを信頼しているので、心の安らぎがある。
 
 
   
ちはるさんがくれたのは、そんな宝物。

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”誰にでも合う、奇跡のような場所は存在しない”
   
これは、Our Gardenをやっていて、とある女性から受け取った言葉。 
 
 
   
私も、すごく共感する。 
 
 
誰にでも合う環境や文化や、誰にでも好かれる人は存在しないだろう。
   
 
それが実現するのなら、本当に奇跡だと思う。
  

それでも、思うことがある。 
 
 
  
 
どんな環境でも、どんな文化でも、誰に対しても、
美しさを見たり、愛するという観方は存在すると。
   
 
 
”世界はいつも美しい”  
 
 
 
自分がその視点を持つだけで、世界はものすごく美しさを見せてくれる。
 

鮮やかな彩りの世界が広がる。 
  
  
 
誰がどう見るかは関係ない。 
  

自分が、”美しい”と見るかどうか。 
  
 
  
     
”世界はいつも美しいとしたら?”
  
 
 
そう問いかけることで、今よりも、世界の美しさを感じていくこと。
  
 
 
自分が嬉しくないような出来事の中にも、
あまり好きではなかった人の中にも、本当は存在している美しさに気づいていく。
  
  
Our Gardenがやっているのは、こういうことなんだ。 
  
  
 
人生は、鮮やかな色で溢れている。 
 
 
青色の環境、人が好きで、
ピンク色の環境、人が嫌いだった人が、
 
ピンク色の環境、人の美しさに気づいていく。 
  
 
赤色にも、黄色にも、緑にも。 
 
美しいと感じる色が増えていく。 
 
   
  
私はこれからも、”今”はまだ、自分が気づいていない世界の美しさを、
もっともっと知っていきたい。
   
  
  
どんな出来事の中にも、美しさがある。
  
  
だけど、それを見失う時もあるから。
 
 
見えない時は、見失っているだけだから。
   
 
私は今日も、自分に問いかける。 
  
 
”それでも、世界はいつも美しいとしたら?” 
 
 
問いかけ続ける度に、またひとつ、世界の美しさが溢れる。
この瞳を通して。
  
 
 
そして、世界が反転する。 
  
 
こんなにも輝いていたんだと^^