映画に続いて、舞台『おくりびと』 も観てまいりました!
平日なのに満席の赤坂ACTシアター 。
なんというのでしょうか、あれは不思議な感じ、
始まる前から、観客みなが 期待に胸膨らませているような、
乗り出して舞台を囲んでいるような空気感。
歌舞伎も、観劇も、映画鑑賞も、折に触れ出かけていますが、
あの、”冒頭の期待感”というのは、滅多にない気がします。
私自身の心が反映されていたのかもしれないけれど、やはり
映画でアカデミー賞を受賞した影響も大きいのでしょうね。
そんな、客席の”おねだり顔”を裏切らず、
それ以上のものを見せてくれたのは、
小山薫堂さんの脚本であり、勘太郎さんの清々しさ、
ベテラン柄本明さんのアドリブ?交えた演技力。
田中麗奈さんの落ち着いた感じも、
”なっちゃん”の印象を払拭させるものがあったし、
真野響子さんもしっとり美しかったし、生演奏にも大満足。
さらには、G2演出 に開眼!!
場面転換自体を、見せ場にしまうんですね。
一連のダンスを見ているようで・・・まんまと”やられ”ました。
帰宅して一番に検索したのが、”G2”だった程です。
とーにかく、どの場面にも、”つかみはOK”が入っていて、
声を出して笑いました。そして、やはり、泣きました・・・。
舞台ならではの楽しみを満喫! 「観に来てよかったぁ」 の一語です。
6/6まで,です!!!
スマイルコンシェルジュ たきれいこ