なんのために資格と知識を活かして起業したいのか

おはようございます。

独立したい50代栄養士へブログから始める起業をプロデュースする小林裕子です。

月末は家族と渓流の温泉へ行ってきました。

広瀬川の上流です。

でも露天風呂へ行くには

この階段をかなり降りなくてはいけません。

宮城県の応援割とGOTOトラベルのおかげでお客さんがいっぱいでした。

キャンペーンもコロナのおかげ様ってことですね＾＾

さて本題。

自分のための起業には違いないけど

起業でどんな世界をみたいか？

起業でお客さんにどんな世界を見せたいか？

あなたは考えてみたことはありますか？

ヒントがあったので引用し紹介したいと思います。

東日本大震災のボランティアでのこと。

被災し眼鏡やコンタクトがない人のために

ボランティアで出張眼鏡店を開いたオンディーズ（眼鏡店）の田中社長のお話しです。

◆◇

その時、

会社には義援金を贈る余裕がなく

ならばと被災地へスタッフと出張ボランティアへ

無料で眼鏡を避難所で作ってあげた。

そのとき作ってもらったひとりのおばあちゃんが

パンやお菓子をたくさんかかえてお礼にと

差し入れを持ってきた。

スタッフは断ったが「どうしても・・・」と言う。

話しを聞くと

「ちょっと聞いてくれる？

私は
あの地震があった日
着のみ着のまま
命からがら
津波から逃げてここへ避難してきたんよ。

でも、
携帯電話も何ももってないもんだから
誰とも連絡がとれなくて

私には息子夫婦と2人の孫がいるんだけど
あの子たちは助かったかしら・・・
どこにいるのかしら・・・
生きているのか
死んでいるのかもわからなくて

ここに来てからの間
ずっと毎晩
不安に押しつぶされそうになりながら
過ごしていたの。

あそこの掲示板にね
毎日、
他の避難所にいる人の名前や
身元の確認が取れたご遺体の名前がね
貼りだされていくのよ。

私はとても目が悪いでしょう。

それなのに
逃げてる間に眼鏡をどこかに落としてしまったものだから
今まで薄暗い中
私にはあの小さい文字がよく読めなくて
今日まで全部確認することができなかったのよ。

誰かに読んでもらおうかと考えたけど
人様の口から真実を知る勇気がなくて

どんな現実であれ
自分の目で見て確かめたい。

そう思ってね
今までずっと見られなかったの。

そんな時にあなた達が来たでしょう。
私に眼鏡を作ってくれたでしょう。

私それで
さっき作ってもらったばかりの
この眼鏡をかけて
掲示板の前に行ったの。

もう胸が張り裂けそうなほど
とても怖かったわ。

でも
必死に感情を押し殺して

こう
文字をひとつひとつね
追いかけたの。

そしたらね
別の避難所にいる避難者名簿の中から
家族全員の名前が
私の目に飛び込んできてくれたの！

家族の無事をね
確認することができたの。

あなたたちのおかげで
私は家族に会えるのよ！

明日になれば
すぐに会いに行けるのよ！

あぁ、見えるということは
なんてすばらしいんだろうって
目が良く見えることのありがたさを
これほどまでに感じたことはなかったわ。

だから
こんなものしかなくて本当に申し訳ないんだけど
この差し入れをね
せめて受け取って欲しいのよ。

今日はね
来てくれて本当にありがとう、
本当にありがとう、
本当にありがとう。」