昨年知って、ただいまとても気に入っている美味しい乾物。


ひとつは田庄さんの海苔。
憧れの鎌倉マダムのmuseさんにいただいた、寿司用の海苔問屋さんである田庄というお店の海苔です。

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museさんもいただきもので知り、あまりの美味しさにご自分でもお買い求めになったそうなのですが、
これがまた、なかなか入手困難なそうで。

こちらのお店、ホームページの案内によると1年のうち2ヶ月×2回しか販売期間がありません。
予約販売のみ、しかも電話しても店様の方から買いに伺う日にちを指定されるくらい
客が「買わせていただく」大変な商品のようです。

そんな大変な思いで入手された貴重なお品をいただきました。

とても嬉しくありがたかったのですが、反面、その美味しさ、私にわかるだろうか?
と不安でドキドキしたのは内緒です。


しかし。
そんなのは全くの杞憂でした。
こんな私でも一口でわかる美味しさ!

パリパリ!

って、それだけでは全く伝わらないと思うのですが、
本当に美味しい海苔ってこういうのを言うのねと初めてその存在に出会う経験です。
大げさに言えば、そうそうあるわけではない無知の知の経験。
とてもすぐに言葉であらわせません。


museさん、素敵なものをご紹介いただきありがとうございます。

そう、そして今、予約期間中のようなので、自分で買うぞ〜と試みているところです。


それと同じくらい気に入ったのがこちら。
西天満の長池昆布さんの塩昆布。

大阪に昆布屋さんはたくさんありますが、こちらは昨年初めて知りました。
なんと、いつも通ってるお気に入りのお蕎麦屋さん、荒凡夫さんのひとつ筋違い。

人生、近くにあっても気づかない大切なものがいろいろありそうです。


汐昆布と汐ふき昆布
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昆布はやわらかく、噛むと甘さがじんわり。
汐ふきの方も、汐がしょっぱくなく、番茶のお茶うけでも食べられそうなくらい。

いわゆるだしパックもありましたが、香り高く、それでいて無駄な味付けなどなく清々しい。
最初にいただいたときは、塩味だけ足して、味噌汁でも吸い物でもなく、
ただのだし汁だけで1回分全て飲み干してしまいました。

出汁パックや佃煮はいつも買えますが、汐昆布は2ヶ月に一度しか買えません。

ちょうど今がそのときで、この週末に買いに行って参りました。

この時期、世間ではバレンタインのチョコの売り出し期間ですが、
私にとっては乾物購入の時期でした。


昆布も海苔も地味だけど、美味しい自分のお気に入りを持つのがこんな豊かなことなんだなと思える商品です。


コーヒー&チョコならぬ、番茶に昆布で寒波の寒い日の夜を過ごすのもオツなものです。


そうそう、来週は東京の東急東横店に伺うそあです。良かったらお試しくださいませ。