タロコーヒー以後、卵サンドにはまってます。

もともと、喫茶店の軽食などのB級グルメには、
全くと言っていいほど時間もお金も興味も割いてこなかったのですが、
最近この分野にも関心を回せるようになってきました。


喫茶店はもちろん、スタバやドトールなどのチェーン店ですら
パンを食べることなんて滅多になかった私にとって、卵サンド訪問はかなり新鮮な体験です。


昨年から楽しみにしていた樂家の茶碗展鑑賞に京都を訪問したため、
京都と大阪の卵サンドを訪れてみました。


大阪ではタロコーヒーオープン前には多分最も有名で、今も一番大勢のファンを抱えてるであろうお店。
谷六の喫茶マックさん。

プリンセストヨトミの俳優さんやスタッフさんが通いつめたことで、大阪以外にも有名になりました。

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こちらは、大阪の有名商店街のひとつ、空堀商店街の中にあります。
この商店街もとても魅惑的だったのですが、それはまた別の機会に。

マックさんは、それはもう、とーってもベタな昭和、それも30年代?40年代?な(実際は知らないけど)昭和レトロなお店です。
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漫画が置いてあったり、
阪神のポスター、訪れた芸能人や野球選手のサイン、彼らとの交流を示す写真がたくさん飾られています。

何より、喫煙可で、席に座るとまず灰皿とお水が出されます。
吸うお客さんがいなくても、店自体にかなり煙草のニオイがしみついています。

メニューはなかなかかわいい仕上がり。
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分厚いだし巻き卵
ぷるっぷる、ほわほわです
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タロコーヒーさんと同じ卵4個ですが、こちらは3切れだからか、タロコーヒーさん以上の卵の存在感。
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メニューの説明に興味をひかれて、ミックスジュースも頼んでみました。
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卵サンドは、運ばれてきた時からぷわんとマヨネーズの香りがして、薄くしかぬられていないのにその存在感が強く、
マヨネーズがお腹にも口の中にもきつく、残念な食後感。
卵にも甘みはなく、ケチャップか何か、甘い味付けが欲しくなりました。
2人で行って半分こして食べたら問題なくたべられたと思います。
1人でリピはないかな。誰かと行って、ナポリタンと卵サンドなんてシェアしてみたいです。


さて。京都で訪れた展示はこちらです。
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私の更新の遅さで、今度の週末で終わってしまうのですが、
なんとこちらの展示、この後、東京にも廻ります。

出展数も多く、少なくとも2回、個人的にはできれば3回は訪れたかった、かなり見応えのある展示でした。

現樂家当主の吉右衛門との対談も期間中かなりの回数開催されており、かなり力が入っているようです。
ただ、一度参加しましたが、企画主催の進行があまりにもあんまりで、ゆっくりと個人で鑑賞するのが良かったです。



京都での会場は岡崎の国立近代美術館。

そこからアクセスしやすい卵サンドは、ということで、白川沿いの喫茶やまもとさんを訪れました。


お店から白川の桜が見えます。桜の季節はさぞ混むのでしょうね。
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セピア色の喫茶店ではありませんが、こちらも昭和の趣も残したかわいい雰囲気のお店です。
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サラダ+100円の卵サンド。
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びっくりのツルンとした断面。
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マックさんの卵サンドと比べてみてください。

巻いた跡もスクランブルの半熟を固めた跡も見られない、
層のない均一なプリンのようなこの卵焼きは、いったいどうやって焼くのでしょう?

しっかり固まっていて、タロコーヒーさんやマックさんのように、
ぷるぷる、ふるふる、そんな質感とは無縁です。

また、食べてもだし巻きのように層で割れてくることもなく、じゅるんとほぐれることもなく、
かじっても、柔らかいけどこの厚みのまま決して崩れることなく食べ進みました。

こちらも甘みはなし。それどころか塩味もかなりかなり抑えめで、自分で塩を振ります。
からしマヨネーズのみで、やはりケチャップはありませんが、マヨネーズで気持ち悪くなることはなく、こちらのマヨネーズはかなり美味しくいただきました。


それにしても、不思議な卵焼き?でした。
この焼き方は企業秘密だそうです。


コーヒーもとても美味しく、岡崎での美術鑑賞の際の定番リストに加えようと思います。


さて、次はどこに行こうかな?


おまけ。懲りずに3日連続。
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