プレート料理は
{58070F86-AA90-4BD9-8242-800F3AC38D5E}


チキンティカ、エビ、グリーンチャトニー
黑米入りごはん、人参と切り干し大根のアチャール、生野菜
季節の野菜のポリヤル(ココナツ炒め)、ごぼうのコロンブ(酸味のあるカレー)、自家製ヨーグルト


フレッシュなグリーンチャトニーまであるなんてすごい!
なかなかそんな店ないですよ~


チキンからものすごく薫高いスパイスの香りが立ちあがってきます。
こんなに香りが立つお料理もなかなか出会えませんよ。

それにこんなフレッシュなグリーンチャトニーがついてくるんだから期待は高まります。
おまけに。タンドール技術が最高、との前評判を聞いてきてるんですもの。


果たして、そのとおり~。
しっとりかつ柔らかく、でも蒸し鶏やゆで鶏とも違う香ばしさ。
一方で、スパイスは表面だけで、料理全体に塩やニンニクなど風味も味もしっかり効いた西洋料理のハーブグリルチキンとは全く違って
しっとりした中の淡白な肉の味と表面のスパイス・ハーブ・タンドールが織りなす香りがメロディを奏でるようです。

ごはんは完全に日本のごはん。
野菜にかかるドレッシングは人参ドレッシング。
このあたりは、インド料理要素とは無縁の、有機カフェの趣です。


アチャールは、酸味もスパイスも抑えめで、もうちょっとはっきりした輪郭が欲しかったです。


全体に、ピリッ、ヒリッ、そういう痛覚を刺激するスパイスはあまりなく、
本当に香りと風味、そして素材の味を丁寧に引き出し演出させています。


純粋にインド料理というより、流行りの有機レストラン、玄米菜食とインド料理を組み合わせたカフェ。

まさにインディアンカフェという名前のとおり。
ここまで的確に間違いなく店のコンセプトと店名が一致した店も珍しいでしょう。


店の誠実さ、真剣さを感じます。


実際、昼休み無しの通し影響で、ケーキやタルトといったスイーツ、ほうじ茶ラテなどのカフェメニューも豊富で、お茶利用も可能。
ドリンクメニューの数もスタバ並みに豊富です。
こんなインド料理屋、初めてです。


ここなら、カレー仲間だけでなく、
カレーに全く興味のない女友達も気軽に誘えます。
雰囲気もお洒落で女子向きですしね。
そして、カフェ使いできるということは、長居もできる!
お店が広くて席数もあることから、なんと、かしましい女3人組は、3時間も滞在してしまいました。

すみません。


チャイも追加オーダーしました。

こちらもあるまじき美味しさ。
チャイは甘くないとねー、と思っていましたが、茶葉が良いのでしょう。
味もコクもしっかり、でも渋味はなし、本当に美味しくて、砂糖なしでも美味しく飲める。
これだけ飲みに来たくなるほど美味しいチャイでした。


こちら、もともとはタゴールという北インドの高級料理店のカジュアル版なのですが、
タゴールの方にも是非伺ってみたくなりました。

でも、まずは夜に再訪して、ランチでは1種類しかないタンドール料理をいろいろ試してみたいですね。
タンドール技術が素晴らしいというのには納得でした。というか、素晴らしいタンドールとはこういうものを言うのね、と知りました。


ごちそうさまでした。


それにしても、奈良は遠かった…
生駒山をくぐるトンネルの長いこと。