先週に引き続きの岡崎。
ルーブル美術館展の混雑ぶりが、いくら検索しても出てきません。
鳥獣戯画展の、美術館の広大な敷地をぐるりと囲い込む1km弱もの行列を見てしまうと、
いくら京都とはいえ、目玉の展示では混雑するだろうと25分前に到着(それでも東京感覚では、かなり舐めてますね)。
すると、13番目。
やはり、東京に比べるとびっくりするくらい空いてます。
時々東京には帰るものの、東京でしか見られないものは除き、
関西にもまわってくるものはできるだけ関西で見るようにしようと思っています。
京都や神戸が多くて、なかなか大阪では開催されないのが難点ですけど、
京都や神戸に足を伸ばすいいきっかけにもなります。
国立美術館より30分早い開館。
今回は風俗画という観点から集めた展示でした。
面白い切り口ですね。
私は、自身がキリスト教徒でないこともあり、宗教画が大変苦手なのですが、
そもそもなんで宗教画がああも多いのか不思議でした。
今回、画壇、美術界における思想やそこにおける風俗画の位置付けの説明で、
宗教画のそれも説明されていて、長年の疑問が溶けてとてもすっきりしました。
やはり、個々の作品だけでなく、時代背景はもちろん、
美術界やパトロンとの関係など、画家が生活してきた環境・世界についての理解も大切ですね。
現代に引き直して考えれば、それぞれの職業での注目される学説・研究・流行・技術があり、
そして各界のヒエラルキーがありますから当然のことなのですが、
芸術、美術という門外漢の分野に対しては、純粋に鑑賞や美という観点でしか発想が思い至りません。
今回取り上げたテーマが風俗画、日常を描くということを考えると、
絵の中に描かれている人々の当時の生活だけでなく、
それらを描く画家の日々の生活にも考えがおよび、
いろいろな思考や思いが巡って、いつもとは違うおもしろい鑑賞体験となりました。
そうそう、11時頃に退館したのですが、その頃は誰も並んでなくて、
ぱらぱら人が入ってくる感じで、
今ごろ入館して見学した方が、人が少なくてよかったかも、と思ってしまいました。
朝一だと、やはり並んでた人がいっせいに入るので、
心静かにゆったり見る、わけにはいきませんでした。
と言っても、大混雑とはならず、大きな絵も少し人が途切れるのを待てば、
後ろに下がってしばし誰にも邪魔されず鑑賞できるくらいでした。
夏休み前なら週末でも全然いけそうです。
マグリット展は残念ながら夏休みに入ってから始めるんですよね~。
最初の週末は三連休。
いつ訪問するか悩ましいです。