19日の木曜に始まったばかりの魯山人展。
最初の週末となる昨日、早速行ってまいりました。

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魯山人展は大小いくつか足を運んでいますが、やはり国立美術館ともなると
今まで訪れた中で一番大きなものです。

最初の週末ということで、混雑を懸念しましたが、
開館5分前に着いて私は5番目。
良い意味で拍子抜けしました。

ちなみにお向かいではルーブル美術館展を開催していてこちらも今週末が最初の週末なのですが、
こちらもどうやら東京で見るような行列は全くないようでした。


今回の展示は、魯山人の「器は料理のきもの」という言葉がコンセプトになっていて、
書や画はほんの数点で、ほとんどが器。
花桶や壺の類も少なく、9割は食器です。


展示方法も料理・食に重点を起き、瓢亭、菊乃井、吉兆の料亭の協力で
料理をいただく空間・佇まいを演出したり、
銀座の久兵衛のカウンターで、
魯山人の俎板皿に寿司が並べられる様子をデジタル映像で再現させ、
客になったつもりで座って見られるブースが作られたり
なかなか楽しい演出もあります。

個人的には好みの器が多く、展示の仕方なども今までで一番見やすくかったです。


この日は、嵐山吉兆の徳岡氏、菊乃井の村田氏、瓢亭の高橋氏と3人のご主人とのトークセッションもあり、
開館から閉館まで1日館内で過ごすことになりました。


テレビでもお馴染みでトークにもすっかり慣れている村田さん、そんな村田さんと丁々発止で楽しませてくれる徳岡さん、
そんなふたりの重鎮の前でまだまだ固くフレッシュな高橋さん、
お三方の話しぶりが、話の内容以上に印象的でした。


トークセッションとはいえ、話の進め方や構成に、多少イライラすることもありましたが、
全体としては、2時間もの間、退屈することなく愉しく過ごせました。



村田さんと徳岡さんのやりとりを聞いていると、夜の飲み屋にいる気になることもあり、
実際村田さんが途中離席する際、コントのように派手に転ぶ場面まであって、
なんとも愉快な雰囲気の2時間でした。


最後のお買い物コーナーでは、魯山人に関する書物、写真集のほか、
3主人の料亭の料理本などが並び、
欲しいものがいっぱい。

特に魯山人の器に料理が盛られた写真集は大変勉強になるほか、見ているだけで愉しいです。


こちら、まだ先のことになりますが、約1年後、
来年の4月から6月まで東京でも開催されます。

それまで待てないという方、
今月の家庭画報に、今回の展示物に村田さんが料理を盛り付けた写真が何点か掲載されておりますので、
ぜひお手にとってみてください。


美術展としては2ヶ月と短い開催期間ですが、あと2回は訪れたいです。

お向かいのルーブル美術館展ももちろんだし、しばらくは岡崎通いになりそうです。