ロールキャベツ トマトソース

器が素敵です。横から見ると、またとても素敵なのですが、写真には撮ってませんでした。

残念。

マトソースにはキドニービーンズも。洋風です。


このトマトソース、一口食べたとき、あまりの「ケチャップ味」にびっくり。

えええええええって、いささか衝撃的なくらい。


上品な和食とは逆の、お料理に慣れてない人が、トマトソース作るのが面倒でケチャップでいいや!

って作ってみたら、ケチャップ味が強すぎていまいち… みたいな感じ。


甘みと刺激が強くて。


そういえば、こちらのお料理は全体に「甘み」が強いです。

お造りの醤油も、生醤油ではなく、ちょっと甘みのあるもの。

牡蠣の真丈の汁もみりんで少し甘めの仕上がり。

そして、このトマトソースに至っては、こども向けのような甘い味付け。


これを嫌がる人も多いでしょうね。

なので、こちらのお店、お料理のレベルとは関係なく、お店の味付けが好きか嫌いかの

個人の好みがはっきり分かれると思います。



トマトソースの味が濃かったので、ソースを避けてロールキャベツだけ食べてみたところ、

中のタネのひき肉団子がそれはそれは美味しくて、なんだかこれをトマトソースで味わえないのは

もったいないなあと思い、

ロールキャベツだけで美味しく食べました。


で、あとから具だくさんのトマトソースだけいただいたのですが、

そのうちなんだかこれがとても美味しくなってきたのです。

最後は器の表面に残るソースをきれいにスプーンでかき集めて、きれーーーーにいただいてしまうほど

いつのまにかはまっていました。


なんとも不思議な食後感。

美味しかったーという思いで食べ終わるのは良いことなんですけどね。



鰆の煮つけ


前回のトマトソースで、「こちらの味付けは甘い」との認識が確定したので、

この煮つけもきっと甘いんだろうな、と予想したところ、はたしてそのとおり(笑)


もちろんべたっと下品なことはないですよ。


私は甘い味付けを「好む」ほうではないけど、甘い味付けを「嫌う」ほうでもないので

鰆の脂の乗り方や味のしみ込みなど、

薄味上品なお料理屋さんのものではなく、家庭料理を思い出すような甘い煮つけに

心和むようで、とても美味しくいただきました。



牛ステーキ

今回のお料理で、唯一はっきり嫌だったもの。


付け合せのポテトサラダに玉ねぎのスライスが入ってたー。

これだけは、どうしてもゆずれなく、嫌です(笑)



もずく酢。紅白なますが上にのっています。

さっぱりと、ステーキの後のお口直しになりました。




じゃこめしとお味噌汁



お吸い物じゃなく、お味噌汁なのが、いいですね。

それも、しじみの赤だしなんかじゃなく、根菜のお味噌汁。

鰆に煮つけ同様、なんか和みます。



ほうじ茶ゼリー


しっかり甘いです。




今回の訪問、1か月近く前から予約して、予約した時はすごく楽しみだったのに、

あまり食欲がなくて、約束した義務感だけで、実は訪問が面倒になってしまっていました。

おまけに、お店に来る途中で、発熱前の悪寒のようなものまで感じて、

精神面でも体調面でも、あまりよろしくないコンディションでの訪問。


にもかかわらず、いや、だからなのか、

洗練されて研ぎ澄まされて、エッジの効いたお料理ではなく、

あえて野暮ったいような、家庭料理のような日常の味に寄せた個性が口に合いました。

もちろん、そこで本当に野暮ったくなってしまわないのがプロの技なんでしょうけれど。


数日後にはすぐに再訪したくなるようなお店で(実際コース内容は週替わり!だそう)、

風邪ひきが不安な体調も、料理で回復してしまうほどでした。


ごちそうさまでした。