続きです。
フォワグラのソテー パイナップルと万願寺を添えて。
今回一番好きだったお料理。
まず、見た目が大変印象的です。
料理をおもいきり左端に寄せて、たくさんの空白
「余白」という概念を超えています。
焼いた万願寺のにおいがかなり強い。
そういえば、今まで気にしたことなかったけど、万願寺のにおいってかなり自己主張しますね。
焼け焦げた芳ばしいにおいって食欲をそそります。
カメラ、ぶつけるかなにかで調子悪くしたのかなあ…
いくらなんでもピントが合わないことが多すぎ…(泣)
万願寺の中にパイナップルのコンフィチュールが入っています。
まわりの茶色い粒粒は、パンチェッタをカリカリにして細かく砕いたもの。
このっ! パイナップルのソースが万願寺ともフォワグラとも素晴らしい相性。
フォワグラには甘口ワインのソーテルヌや甘みのあるフルーツソースを合わせるのは定番だけど
ほんの少しだけの酸を残した、南国フルーツのパインのかなり甘い味に、
パンツェッタの強い塩味と一緒になってフォワグラを食べると、
単調な脂の味が幾層もの音楽を奏でるよう。
ただ、それだけだとちょっと重たいというかしつこいのです。
どんなに優秀なチームでも、それが日常となるとだれがちになる。
そんなときにぴしっと喝を入れる刺激となる恐れ多い重鎮のような存在が万願寺。
ししとう・唐辛子の独特な青くさい苦味・辛味の風味が全員に緊張感をもたせて、
めりはりのきいた姿に戻してくれます。
フォワグラの下の万願寺の中には、コンフィチュールではなく、サイコロ状のパイナップルが入っていましたが、コンフィチュールのほうが甘くて好みでした。
それにしても、万願寺とパイナップルの組み合わせがこんなに美味しいとは。
フォワグラは添えられないけど(←主役が入れ替わってる)、家で一度やってみよう。
メイン
右の写真の四角いのは豚のリエットにガラムマサラとクミンを混ぜて焼いたもの。
これだけ、他のお肉よりかなり温かくて、
お肉を食べた後、このリエットを食べると、その温度差もまた非常に愉快でした。
ズッキーニのスライス、珍しい使い方ではないけど、メインでここまでひらひら見せるのは
珍しいですね。
けれども、飾りというより、しっかり重要なつけあわせにもなっていますし、メインとしては面白い
プレゼンテーションに仕上がってて、いいですね。
70度くらいでゆっくりしっかり加熱して、やわっらか~く仕上げてます。
フォワグラや鮎の一皿のときのように、「!」というのとは違う、
しみじみと美味しい~と、ゆっくりゆっくりその美味しさを味わう一皿でした。
最近の食欲フルモードのせいか、この時点で腹九分と言った感じで、苦しくなることなく
食べられました。
前回は、メインの魚・肉の2皿を前におなかいっぱいになり始めて、かなり困ったんだけど。
デザート
桃のコンフォート 中に枝豆のムース・ココナツアイス、メレンゲとクリーム、バジルのシャーベットを添えて
全体的に甘さ控えめ、小さな小さな焼いたメレンゲ菓子の甘さがアクセントになるくらい。
枝豆のムースの中には、ちょっぴり塩味を強くした枝豆が3つくらい入っていました。
ランチのデザートには、こんな軽くてさわやかな、デザートがうれしいですね。
それなりにおなかがふくれてるのに、一気に食べてしまいました。
プチフールとコーヒー(紅茶、エスプレッソから選択。以前はハーブティーを選んだと思ったのだけど、
記憶違い?)
これで、税・サ込みで5085円は、かなりのお得価格。
しかし、お料理に合わせて、泡・白・甘口・白・赤と5杯も飲んでしまったので、
お会計はその2倍(飲みすぎかな…)。
4人テーブル1卓と、2人テーブル×4 しかないので、取りにくいですね。
2階には、特別にお願いしたら、大人数での会食に対応できるようになっています。
2フロア、普通にお客さんを入れることもあるのかしら?
(ランチでは少なくとも見たことないです)
お客さんも、一人客が2組いらして、食べることが好きな方に支持されていそうですね。
ごちそうさまでした。








