お料理が始まりました。
ミニ懐石です。
食前酒。
八寸。
鯛の昆布〆が素晴らしかったです。昆布のぬめりが出るほどつかってなく、
しかし味わいはしっかり鯛に移って、かすかに酸味を感じたように思いました。
ミニミニ花団子はほのかに甘く、最初にこんなかわいい八寸が出てくるのも華やかでいいです。
ずいぶんと鰹だしが前面に押し出たお吸い物でした。ちょっと意外な印象です。
人参と大根が桜の花びらになってるのはさすがですね。
お造り
これはまあ、ご愛嬌。まぐろは、これ「よこわ」じゃないかしら。
でも、桜の下にはまぐりなんて、こういう趣向がとても愉しいです。
季節の一品
白魚とタケノコの柳川風(勝手に命名)
この日のダントツに美味しい一品でした。
お出汁がもう素晴らしくて。
ちょっと甘めの味つけが卵とじにまたぴったり。
食材の取り合わせも見事でした。
細~いささがきはしゃきしゃき。筍は朝掘りで風味豊か。
わかめの軸とうどもささがきとはちがうけど、食感がしっかりしていて、本当に食べていて楽しいです。
焼き物
桜鱒。脂の乗り具合がよく、とても美味しかったです。
それにしても、たった一枚の桜の絵が、こうも効果的に器と料理をひきたてるって
素晴らしいですね。
家でもとりいれたいです。
揚げ物
シンプルな春野菜と旬の魚の天ぷら。ブロッコリーのてんぷらは意表をつきました。
抹茶塩があまりにも美しかったのが印象的でした。
たけのこごはん、香の物、海藻たっぷりのお味噌汁
ごはんはかなりかなり少なめ。
すでにおなかいっぱいなのに、それでも、ちょっとさみしくなるのは、私の食い意地のせい?
水菓子。
ごまのアイスクリームは、いかにも和風って感じで、やっぱりフレンチのデザートに出てくるのとは
全く別のものです。
果物も甘くて美味しかったです。
料理だけで言えば、次々と意欲的に新しい料理に取り組む、若手の料理人さんが独立したお店のほうが
楽しめる部分はあります。
趣も、京都なら他にもお庭も建物も楽しめるお屋敷を利用したお店や、料理旅館もあって、
ここでなくてもというのが正直な感想です。
それでも、老舗有名店をのぞいてみたい気持ちで訪れるのも一興と思います。
シンプルで古典的な手法だけど、季節感の演出も風情を感じさせてくれて、愉しいです。
桜や紅葉の季節はわかりませんが、突如京都に行くことになって、料理屋さんの予約取ってなーい!
ってときに思い出してみるのもいいですね。
ごちそうさまでした。










