大阪で、殿堂入りの風格を感じる名店ビストロのルール・ブルー。
ちょっと食に興味ある人なら間違いなく知ってると思います。
この店、シンプル野菜料理がごくうまで、ごくごく近所にあるにもかかわらず、年に1度も訪れることがありません。
その理由は予約の取りにくさもあるのですが、何より量が多いこと。
2人で行ったら、前菜1にメイン1でもつらい。 特にメインのボリュームは半端ないです。
3人以上で行くのがいいお店。
イタリアンならパスタと前菜でということもありますが、ビストロで前菜のみは少々さみしいような気もあり、
かと言っても人数が多いと「きっと満席で行けないだろう」と思ってしまい、なかなか訪れるタイミングがないんです。
おまけに大人気ランチは2か月前からの予約。近所にいても、全然近所としてのメリットが活かせないお店なのです。
そんな中、あるとき思い立って電話を入れてみたら、ラッキーなことに2週間後のランチの予約がたまたま
すくっと取れて、でかけてきました。
ランチは11時半と1時半の2回。私が取れたのは1時半の席でした。
ランチはスープ、前菜、メイン、デザートorチーズ、カフェの2100円。
前菜は、フォワグラと豚のパテ&野菜・ピクルス、寒ブリのタルタル仕立て
メインは、イトヨリとほたてのムースの蒸し物、じゃがいもと野菜つき/肩ロースの野菜蒸し キノコソース
温製チョコケーキか吉田牧場のチーズ2種類といちじくのパン
私は寒ブリと肩ロースを選びました。
ごぼうのポタージュ
ビシソワーズ並みのなめらかさ。完全になめらかです。実際じゃがいもベースです。
残念ながらごぼうの風味はあまり感じず、もっと前面に出してくれてもいいのにな。
それにしても、ポタージュからしてたっぷり。単品スープでも、この量を出してくれるのは良心的なお店です。
寒ブリのタルタル バルサミコソース
寒ブリを和えてあるドレッシング、かなり酸味が強いです。
ぶりは軽く表面をバーナーで炙ってから細かくしてあります。
ルール・ブルーさんのドレッシングはいつもちょっと酸っぱめ。
私は酸味がすきなのでいいけど、苦手な人も多いんじゃないのかな?
ここで予想通りワインが欲しくなって白ワインをお願い。
ワインがあると、料理の味が変わって、途中で飽きがちな料理もまた新鮮になって美味しく食べられます。
やっぱりワインは大切です。
肩ロースの野菜蒸し
画像だけでは、縮尺がわからないので、伝わりにくいと思いますが、
厚さ3㎝くらいある… 大きさもサーロインステーキの3分の2くらいの大きさ。
こんな大きなお肉見るの、アメリカ以来だよ…
お肉を切るとやわらかい。食べてみると、すっごいあっさり。
野菜をしいて蒸したお肉をピラフの上に乗せ、そこにキノコたっぷりのソースというかスープをかけてあります。
ソースも、京料理の汁物のごとく、ちょっと物足りない?くらいの薄味。
ビストロでこんな味をいただくとは思いませんでしたわ。
これなら食べきれるかな?とちょっと期待しましたが、やっぱり無理でした。
キノコも1人1パック使ってるのでは? というくらいのたっぷり量です。
ちなみに、お魚はいとよりの切り身の上に、絞り出し袋でホタテムースをたっぷりというか、
ケーキを生クリームでかぶせるがごとくすきまなく全面に絞り出していきます。
これを蒸して、やはりそれはそれはおいしそうに蒸しあがったじゃがいもの上に乗せて、
レストランのお料理らしく素材を積み重ねるように盛り付けしていくのですが、
客がどよっとなるほど、ものすごいボリューム。
高級フレンチの小さな切り身が野菜の上にきれいに盛り付けられた1皿とくらべると4倍くらいの量があります。
でっかいあなご1本がまるまる天ぷらになって器からはみ出るアナゴ天丼がありますが、
あれを見たときと同じ思いを抱きました。
美味しいですよ、ルールブルーですから。
でも、さすがに、これだけの量があると、途中で飽きてしまいます。
それに食べきれないし、苦しくなる。
お店の方に「ひさしぶりにお伺いしたのですが、以前も量は多かったですけど、さらに増えていませんか?」
と聞いてみたところ、「今日はまた特に多いです」とのことでした。
お店の女性も、お客さんが食べきれるかどうかとかなり心配されてシェフに言われたのだそうですが、
減ることはなかったとか(笑)
ご自分が食べられるので客も食べられると思ってしまうんですよね~と苦笑してました。
シェフもいい年ですが(笑)、体大きいもんねー(太ってるということではなく、背が高く大柄)。
非常にすぐれたCPですが、過ぎたるは及ばざるがごとし。
こんな苦しい思いをするなら、ランチは私はやめよう。
割高になっても、友達と夜に来て、前菜だけいただくことにしよっと。
ある意味、これでルールブルーへの訪問頻度があがるきっかけになるランチだったかもしれません。
私はとにかく大食い! たくさん食べられるのはうれしい! という方は是非訪問されてください。





