某有名旅館の感動的なおせちで幕をあけた2012年、
友人との会食は代官山のラシェットでのスタートとなりました。
友人は何度もふられているらしいのですが、なぜか私はこのお店と相性がよいのか?
この日も前日の夜に電話したにもかかわらず運よくディナーの席を確保できました。
お料理はお皿の数だけの差なので、一番皿数の少ない7皿7500円のコースをお願いしました。
定番のアミューズ。不思議なボンボン(笑)
お米の粉と卵白でつくった泡々の中に、マリネした鯛がくるまれています。
初めてのお客様には、目にも楽しく、印象的なお料理。
遊び心が効いていて、こういう演出、好きです。
こちらはひとくちピザ、海苔とパルメザンチーズの焼いたの、スティックです。
温かい前菜の、白子のムニエルとフラン。 レンコンチップスと、揚げたイタパセでお化粧してます
フランはぜいたくな茶わん蒸し。
いい意味で、本当に茶碗蒸しそっくりで、牛乳くささなど全くなく美味しかったです。
白子がとても良質で、カリとろっがワインにとても合いました。
冷たい前菜はぶりのコンフィ。いろいろ大根とわさび菜のアイスを添えて。
わずか42℃でじわじわ調理したお料理です。42℃ってお風呂の温度じゃないですか。
それでコンフィだなんて、ヘタしたら表面が油まみれになるだけで終わってしまいそうなのに、
生とは違う、フレッシュさと味の濃さが併存していて、美味しいです。
わさび菜のアイスというのがまた個性的。
アイスと言うだけあってちょっと甘く、わさび菜のからさはあまりなく、もう少しわさび菜らしさを出して薬味としての
アクセントをもたせたらいいのになというのが、薬味好きの私の感想。
でも、それがなくても十分美味しくいただけるブリでした。
魚料理は、ヒラメとキノコのカプチーノ風。
茸をたたいたソースが魚の上にのせてあり、魚の皮に見立ててあります。
数種類の茸に、茶色い粉はブラウンマッシュルームだそうです(どうやってこんな粉にするのかしら?)。
すみません、あっという間にたいらげてしまって、料理を細かく覚えていません。
そして、とっても感激したシカもも肉のロースト!
決して鹿肉が苦手なわけではないのですが、ここ数回鹿料理にはずれが続いたため、
「鹿~?」とちょっとテンション下がり気味だったのですが、こちらのお料理は、2012年の私の食生活を占うことになってほしい感激の一皿でした。
もちろん低温でじ~~~っくり火を通しているため、全体としてミディアムレア程度の仕上がりではあるのですが、この赤い色は、鹿肉、それも運動の多いもも肉の特長です。
仔牛ヒレ肉のようにやわらか~く、それでいて噛み切りやすく、子羊や仔牛のような淡白さとは対照的に
ジビエとしてのよい意味での獣の香りとうま味のある味。
こちらの鹿肉なら美味しくいただけるだろうと、期待というより願望でお願いしたのですが、
想像をはるかに超えて美味でした♪
このまっかなお肉とはりあうように、真っ赤なソースは、ビーツをつかったものです。
まわりにはいろいろなお芋や人参などの根菜をちりばめてあり、根菜のやさしい甘さがお肉といい相性でした。
安易に赤ワインソースなどと合わせてしまうと、繊細な鹿肉の味がワインで台無しになってしまったでしょう。
こうして振り返ってみると、あらためて、いい一皿でした。
ワインは、ムルソーの白をボトルで1本、鹿肉にだけボルドーの赤をグラスでお願いしました。
ムルソー、写真撮るの忘れた~。
09でまだ若々しいもので、単独で飲むと少々物足りない気がしましたが、お料理と合わせると、
ナッツのようなコクを感じたり、フレッシュさが口をさっぱりさせてくれたり、全体を通して良い1本を選んでいただけました。
デザート。
美味しかったです(爆)
相変わらず、デザートへの愛の乏しい私ですが、本当に美味しかったですよ。
ここのデザートでしたら、デザートなしのコースがあっても、デザートありのコースをお願いします。たぶん(笑)
プチフールがわりでしょうか。小さなソルベと、チョコをはさんだお菓子。
3時間があっという間にすぎていきました。
友人とは今では純粋な仲良し、かつ食べ歩き友達になっていますが、かつての同期。
仕事の話もしたりして、負けないように頑張るぞといい刺激ももらいました。
今年も、素敵な友と美味しい時間をたくさん過ごせますように。
ごちそうさまでした。










