12月になると街はきらきら、買い物が楽しい季節。
私がこの時期買うのを楽しみにしているのが、スパイス類です。
ゆず果汁や柚子こしょうなどは、この時期、新ものの柚子を使った商品が出回り始め、
格段に香りが高く、冬のお鍋に欠かせません。
また、年越し蕎麦や野菜の煮物に七味が一段と重要な役割を演じる季節です。
私がひいきにしてるのは、やまつ辻田さん。
運がよければ自分好みにブレンドしてもらえます。
この日は、山椒たっぷりの山椒七味を作ってもらえました。
深炒りコーヒー色のもろもろした、だまだま粉末。
なんと擂り黒ゴマ。
普段見る、イカ墨のように真っ黒な胡麻とは色が全く違い、こげ茶色です。
ここに2種類の唐辛子を加えます。ひとつは鷹の爪。
一般名称のように思っていましたが、鷹の爪はれっきとした特定の品種名でもあるんですね。
鷹の爪だけでは辛すぎるそうです。
黒胡麻と唐辛子の2つだけでなんとも言えない香り高さ。
ここに山椒が3種類加わります。
山椒をミル?でひいてると、なんだかくしゃみが出てきそう(笑)
一番上等の山椒は石うすで挽きます。
うぐいす餅にまぶす薄黄緑色がきれいです。
さらに、乾燥柚子、四万十川の青海苔、ケシの実の粉末を加えていき、
最後にホールと擂った金胡麻を加えます。
胡麻を擂ったすり鉢をかがせてくれましたが、いい香りを通り越して、
少々うわっと来る、ものすごく凝縮したエキスのような胡麻の匂いです。
説明を聞きながらの調合は15分ほどで終了。すぐに袋詰め。
(写真の色が全然違ってしまってる。。)
お店の方からの具体的制限はありませんが、ひとりで大量に買い占めないよう
気をつけて、3袋だけいただきました。
もっと欲しかったら、調合の様子は見ていて楽しいし、また足を運びましょう。
こちらの唐辛子、ほとんど全ての材料は日本産。
日本で売られている唐辛子や胡麻は99.9%が外国産で、国産はとっても貴重。
もちろん、唐辛子は世界中に数百種類があって、国産=品質が良いというわけではないけれど(今回の七味では黒胡麻だけトルコ産)、なかなか手に入らない良質なものということは確かです。
さて、唐辛子の次は柚子。
今回は柚子胡椒2瓶、柚子ポン酢1瓶、柚子七味3袋を購入。
こちらで使用しているのは、「実生の柚子」と言われる、柚子の種から育てられたもの。
柚子の多くはからたちの木に接木して育てるのがほとんど。
なぜなら、桃栗三年柿八年と言いますが、さらにその後も続きがあって、柚子は九年や十八年とも言い、種からだと実がなるまで20年くらいかかるからだそうです。
そのかわり、4mくらいの大木になり、この実生の柚子は一段と香り高いと言われているそうです。
こちらの柚子胡椒は家に帰っても冷凍保存。
香りを長持ちさせるためですが、冷凍庫に入れておいても全く固くならず、
使うときに冷凍庫から出せばそのまますぐにすくえます。
これを、シンプルに焼いた鶏肉につけて食べると、それはもう至福です♪
ほくほくのお買い物をした翌日、買い物をする日の朝から準備して1日干しておいた白菜を使って、
白菜ご飯と白菜の煮物を作りました(あさイチの放送で見たものです)。
いただいた柚子の果汁を使ったごはんに、柚子皮を間にはさんで炊いた白菜。
しあげはもちろん柚子七味。
蕪をおろした雪見鍋を再利用した汁物。こちらには、以前購入したやはり辻田さんのゆずポン酢。
香りでいただく精進ごはん。
これからの季節、お蕎麦、お鍋に大活躍してくれそう。
柚子胡椒をふりかけて、あたたかいお蕎麦から香りがあがってくるのを想像すると、たまりませ~ん♪







