冷前菜。愛知県産スキャンピのあぶりとホワイトアスパラを様々なスタイルで。温泉卵を添えて。


うるのブログ


この説明を聞いて、この料理が思い浮かべられる人はすごいです。

一番下に温泉卵。ベースにホワイトアスパラのスープ。スキャンピのあぶりがイセエビのつくりのように乗せられています。ほかに普通に火を通したホワイトアスパラを細かく切ったもの、クルトン、お野菜などがちりばめられて、トップはホワイトアスパラのアイスクリーム。
説明を聞くだけで、目が白黒しちゃいます。

スープやアイスクリームに姿を変えたホワイトアスパラ。
ベースのスープや乳製品の味ばかりが主張するようなことはなく、ホワイトアスパラの味と風味がしっかりしています。乳製品の使い方も見事です。
スキャンピも美味しく、小さめに切ってスープとともに口に入ってくるアスパラがまた食感いいです。
これは美味しいお料理です。

合わせていただいたのは、すっきりしたソーヴィニオン・ブラン。

うるのブログ
フィルターを通していないため、ちょっとにごっています。ソーヴィニオンブランのすっきりした味が、1杯目のワインとしても、冷前菜のさわやかさ、スキャンピという淡白な食材に合っています。


温前菜。リドヴォーのソテーといんかのめざめ。
うるのブログ

ポテトのかりかりチップが美味しかった♪(笑) 
リドヴォーは普通。エノで食べるリドヴォーのほうが美味しいな。
けど、ポテトが美味しい。好みの仕上がり具合。

ワインはシャルドネ。
うるのブログ



スープ。ごぼうのコンソメスープ、フォワグラを添えて。
うるのブログ

スープがメインです。でも、フォワグラとトリュフが鎮座してます。
まずはスープをひと口。

!!!!!!!!!

なにこれっ!

甘い! そして芳醇なきのこを凝縮させたようなうまみ。
この甘さは、甘いなんて単純な言葉では伝わらないけど、飲んだ瞬間とっさに出てくる言葉は「甘い!」です。

フォワグラの上に載ってたのは若ごぼうと言ってましたが、スープに使ってるのも若ごぼうなのかしら?
普段食べてるごぼうのあの味も香りもまったくありません。

トリュフも香りづけにスライスがちりばめてあるのと違って、「料理」の食材として素晴らしい仕事してました。
口に含むと、まあ、その香りと風味で、うまみ凝縮濃い目のコンソメがさらにさらに広がりを増します。
トリュフが料理をここまでふくらみを持たせ、料理全体を底上げする役目をしてるのは、今まで一番かと思いました。

うるのブログ  別角度からです
 


普段なら高級食材のフォワグラも、あってもなくてもいい、わけではないけど、ここでは存在感が薄いです。
スープにトリュフが広がらないためのお皿の役割かしら(笑)



少し濃い目のブルゴーニュがこのコンソメと合います♪ 
このブルゴーニュ、個人的に気に入りました。
うるのブログ


お魚。まながつおのソテー、桜エビのソース。
うるのブログ

まながつお。関西ではデパ地下の鮮魚売り場でよく見ます。
つばめうおを縦に縮めたような、丸い風貌のお魚ですね。お料理屋さんでも見ます。

でも、あまり縁がないため、なかなかオーダーせず、結局今の今まで、まともに食べたことがありません
ようやく食べる機会が訪れました。

先ほどのコンソメではありませんが、これも、!!! くらいのインパクトがありました。

まながつお美味し~。脂が乗ったお魚なんですね。
あまりに美味しくて、これはソースをつけるのもったいないと思って、2口目もソースなしで食べました。
けど、3口めにソースをつけたら、いっそう美味しくなって、後悔しました。

桜海老のソースが、殻の香ばしさとうまみがとっても美味しい。
予想通りの味ではあるけど、予想よりずっとうまみが濃いです。
私、海老は嫌いですが、桜海老は大好きなんです。
海老の殻の香ばしいアクセントが脂とまながつおの「味」にとても合います。

その下は、淡路産新たまねぎのピューレ(写真まんなか、魚の下にちょびっとだけ白く見えてるの、わかるでしょうか?)。
新たまねぎはローストも添えられています。
このたまねぎロースト、甘くて顔がほころびます。やっぱりたまねぎは淡路産ですね~。

関西の方は特にこの淡路産を誇りに思ってるようで、「安い八百屋に行くと、北海道産なんか売ってるけどね」というような言い方を聞いたりもします。
東京だと、北海道産たまねぎと聞くと、美味しいたまねぎ、と聞こえますが、関西では、格下のたまねぎというニュアンスに変わるのでしょうか?

だけど、たまねぎのピューレはあってもなくてもいい気もします。これがあることで、より料理が美味しくなってるか?と思うと、ピューレはピューレで美味しいけど、この料理になくてもかまわないかもって思いました。

ワインはムルソーのシャルドネ。
うるのブログ
こちらは少し樽も利いて、しっかりしているので、脂の乗ったマナガツオに負けず、かつ出過ぎることなく、白はこれが一番好きでした。
グラスも丸くなって、香りが立ちます。右側がその前の、シャルドネのグラス。


長くなったので、さらに続きます。