さて。お散歩の目的地はこちら。蔦屋さん。
暖かくなると自然と冷たいものが食べたくなる。
それで、食べたくなったのがお蕎麦でした。
ぽかぽか暖かいし、ちょっと遠出&行ったことのないところにお出かけしてみようと、
初めてこのあたりに足を延ばしてみました。
12時過ぎについてみると、満席&行列。
おまけにみなさん、蕎麦前のお酒を召し上がっていらして。
まだみなさん食事をはじめられたばかりで、これはかなり待つことを覚悟しなくてはいけません。
ところがです。
なんと、こちらはすぐ目の前、公園に面しておりまして、そこに桜の木がずっと植えられているのです。
おまけに、3分の1ほどはすでに8分か9分の満開の桜。
花見をしながらの順番待ちなので、それほど苦にならなさそうです。
子どもさん連れの団体さんや家族連れなどの花見客がお弁当を楽しまれていました。
混雑までいきませんが、桜の下はシートで埋め尽くされ、いい具合です。
当分順番が動くこともないので、荷物だけおいて、公園の花見を楽しみました。
そのうち暑くなって、のども乾き、ちょっと周りを歩いてみると、酒屋発見!
ビールを1缶買って、桜を見ながら乾杯。
気分よく楽しみながら、行列に戻って、いすに座りながらも建物の中からも桜は楽しめてなかなか
いい感じです。
小1時間待ったでしょうか。
席に通されました。
もう十分蕎麦の前の時間は楽しんだ気もしますが、なんとなくお決まりで、
日本酒&豆皿三種をオーダー。
女性一人客だったからか、最初お蕎麦のメニューしか案内されなくて、
「蕎麦前のメニューはありませんか?」とお聞きしたら、「蕎麦前って。。?」と聞き返されてしまいました。
大阪では「蕎麦前」という言葉も一般的ではないのでしょうか。
ミシュランひとつ星をとったお店なのに。文化の違いなんですかね。ちょっとびっくりでした。
お通しの大豆と辛み大根。辛み大根は全然辛くなく、私でも問題なく食べられました。
上から下まで全面ガラス張りで、目の前に桜を見ながら、お酒を飲み、蕎麦をすする。
かなりぜいたくですね~。
また長屋風のこの店が、ちょっと笑えるほど風情があります。
しかし、こういう時期なので、地震がきたら、間違いなくぺちゃんこだろうな、なんてことも思ってしまったり。
さて、しばらく待つと、豆皿三種が来ました。
(食べ始めてから気づいて写真撮りました。お見苦しくて済みません)
お豆腐、かき菜とわかめの生姜醤油和え&ほたるいか、ごぼうとかんぴょう&貝柱
かき菜のおひたしがちょっと固めでしゃきしゃきで好みでした。ただ、ほたるいかはもう育ちすぎ。早いですね。
それと、かんぴょう&貝柱が気に入りました。
かんぴょうなんて馴染みがなくて使ったことありませんでしたが、これは自分でも作ってみたくなりました。
そうそう、ごぼうも実はかなり好きでした。ちょっと歯ごたえしっかり残る仕上がり。
でも味はしっかり入っていて、こんな風にするのは実は難しそう。
味を入れようとするとごぼうがやわらかくなりそうで。
こちらは関西のお蕎麦屋さんにしてはめずらしく、半分以上のお客さんが蕎麦前のアルコールを楽しまれています。
この豆皿三種のおかげかな。ちょっとずついろいろだと、やはりうれしいですものね。
これで800円ですから。
おまけに、やまうに豆腐ほど、「いかにも日本酒のあて」ではない、ビールでも楽しめる、
飲めない人も一緒につまめる、そんなお惣菜風なところも人気の理由かもしれません。
お蕎麦は、鴨汁蕎麦。
蕎麦は3種類で好きなのを選べるのですが、手挽きはすでになく、細いもりそばと、太い田舎蕎麦で、
もりそばをお願いしました。
田舎蕎麦はかなり太く、稲庭うどんくらいあります。
鴨汁。肉は豚や牛の切り落としのような大きさ・厚さのものでした。
鴨汁の鴨ひとつとっても、ぶつぎり、薄切り、つくね、各店さまざまで面白いですね。
脂は少ないあっさりタイプ。
ねぎは結構しっかり。もうちょっと加熱してあってもいいよーとねぎ嫌いのわたしは思います(笑)
お蕎麦は、ぶちぶち切れてしまって、つるつるっとすすれないのが残念。
他の人のお蕎麦を見てるときから、なんか蕎麦が短いなと思ってたのですが、そのとおりでした。
次の機会があれば、手挽きを試してみたいです。
長屋を活かした民家風の風情に、目の前に広がる桜。
外はまぶしいけど、こちらはしっとり暗めの昭和風店内。
風情あるひとときが過ごせました。
ごちそうさまでした。














