東西合わせて一番気に入っている中華屋さんがこちら、鴛鴦酒家さんです。
阪急六甲駅すぐの中華料理店。
外から見ると普通のおうちのようで、しかも中華屋さんとはわかりにくいお店です。
大変深い味わいと上品な仕上がりで、一度訪問して以来すっかり魅了されてしまっています。
ランチは2000円のミニコース、3500円のコースがあるのですが、こちらの美味しさはわかってるので、
季節のおすすめ料理、こちらの得意料理、自分たちが食べたいものをアラカルトでオーダー。
前菜盛りあわせ、とこぶしと野菜のガーリック炒め、渡り蟹と春雨の土鍋煮込み、海鮮焼そば。
前菜盛りあわせ。

真っ赤なもみじが、きれいなだけではなくお皿全体の印象をひきしめています。
きゅうりの甘酢加減、くらげのコリコリ感、ピータンの美味しさ、どれをとっても寸分までぬかりなし!
蒸し鶏のこの美味しさはなんなんでしょう。臭みはまっっったくなし(嫌いなのでかなり敏感)。やわかくてうまみの肉汁を完全に肉の中に閉じ込めていて感激もの。
海老のぷりぷり感も、花椒のアクセントのついてタレも素晴らしく、どれも美味しくて、1つ食べるとすぐ2つめも食べたくなります。
植物の絵が皿に描かれているようですが、その絵を盛り付けに見事に活かされています。
絵柄と盛り付ける料理を一体化させるなんて、初めて見ました。
言うまでもないことですが、それぞれの野菜の火のとおり方が完璧。
とこぶしの衣のガーリック塩の味がいくらでも食欲そそります♪♪♪
渡り蟹と春雨
こちらのお得意の土鍋料理。季節の渡り蟹の1品。渡り蟹、かなり大きいですね。
味噌もたっぷり。出汁をとるために使われる渡り蟹ですが、こちらは大きくて身も卵も結構楽しめます。
蟹の美味しさを吸い尽くしてる春雨も、お手製なのかしら。
売ってる細くて丸い春雨と違って、板状のものを細く切った形状をしています。
幅もところどころふぞろいで、でも、むしろちょっと幅広になってる部分が私は好き。
海鮮焼そば。
焼そばは、揚げた固焼きではありません。けど、普通のお店で見る麺を焼き付けた焼そばとも違う。
いえ、焼き付けてある様子は同じですが、麺が違うんでしょうね。
焼付けた部分が固くなってる焼そばをよく見ますが、そんな雑な部分はまったくなし。
あんかけとからまった麺は、さながらイタリアンのタヤリンのような感じです。
油っぽさもまったくなく、最後まであっさり、素材と調味の味を楽しむ1品。
こちらは旨みたっぷりだけど淡白な味つけで上品に仕上げてある広東料理。
中華料理で評判になることの多いインパクトの強い四川料理とは対極にあります。
味が濃くて、刺激が楽しくて、勢いづいて食べてしまう。食べたぞ!っていうハイテンションの満足感とは違って、ひとつひとつの美味しさを確認し(させられ)ながら満足感を積み上げていく感じ。
たいへんおいしゅうございました、なんて言いたくなります(笑)
器も伊万里を使っていて、壁にも品よくかざられています。
まさに、どちらかのお宅へ招かれたよう。
お店の居心地よさ含めて、本当に大好きなお店です。
ごちそうさまでした。








