もみじの永観堂。
その名の通り。その名に恥じない。
息を呑む美しさ。
ため息がもれるほど色鮮やかで、もみじの空間の中に迷い込んだような圧倒するほどのたくさんのもみじに囲まれるのがこちらでした。

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東福寺も同様に量で圧倒する美しさですが、こちらのほうが京都らしい趣があります。
色の美しさもこちらのほうが美しいと思います。
というか、とびぬけてきれいに色づいてる木々がある。
その木々の前では、本当にため息が出て、木の前でずっと立ち尽くしてしばらく見とれてしまいます。
たまたまかもしれませんが、東福寺ではそういう一角には出会いませんでした。

ただ、どちらも境内がとても広く、たくさんの紅葉を飽きるほど見られるので、どちらも趣が違って比べられない、トータルでは同程度に大満足という感想です。

訪れた時間帯も最高でした。

1時半過ぎに到着。
光がさんさんと指して、光を受けて輝く秋色のもみじ。
下からもみじを見上げて、光に透ける鮮やかさ。
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ぐるりと1周し終わった、3時頃の光加減が最高でした。

その後、多宝塔にのぼると、京都の町が一望。
大文字山から京都の町を見たことがありますが、それと比べると高さも距離もずっとこちらのほうが近いため、町の様子がよくわかり、素晴らしいものでした。
この展望、かなりおすすめです。

多宝塔に登ったのは3時半頃。

夕暮れ時が近づいて、日の光が斜めになり、少しずつ影の部分が増えていきます。
次第に風景全体が赤みがかっていく変化はなんともいえず感慨深いものでした。
3時半~4時くらいまで、眼下に広がる境内の紅葉全体が、オレンジがかった光に包まれ、「夕暮れ時の風景」に変わっていく様子をずっと見つづけていました。


多宝塔から下りると、もうすっかり日差しは斜めになって木々に影が落とされ、紅葉の鑑賞ももうおしまいです。
名残惜しさもなく、気持ちよく門を出ることができました。


が。

門前の一番赤い色が美しかったところは最後まで光があたっていて、その美しさに見とれて、その後もなかなか立ち去ることができませんでした。


最高に幸せな気分で、これで今年の京都の紅葉めぐりは終了です。

長々読んでいただいた方、ありがとうございます。


本当は夜のライトアップも見る予定でしたが、
永観堂の素晴らしい景色を見て、太陽光で見るのが一番いいなーという感想をそのまま残しておきたかったのと、何より疲れて疲れてとてもそんな体力残ってませんでした。

入場までにまた1時間くらい並ばなくてはいけませんからね。
せっかくの幸せ気分を疲労で台無しにしたくもないですし。

というわけで、虎屋の上生菓子を食べて帰りました。
虎屋まで行く元気は、なぜかひねり出すことができました(笑)



(とっても個人的な、将来のための備忘録)
永観堂のついてすぐ、カメラのバッテリーが切れてしまい、お庭の風景も、そして光の加減も最高に素晴らしかった景色をおさめることができませんでした。
銀杏の葉っぱが散って地面は黄色の絨毯。それを背景に最高の状態に色づいた赤いもみじ、黄色いもみじに、後ろから暮れゆく太陽の光が差し込んで、葉っぱが輝いてそれはそれは素晴らしい光景でした。

途中で写真が撮れなくなったので、風景を見ることに集中できて、一生懸命この美しさを脳裏に焼き付けようと観賞できたのはよかったですが、やっぱり残念です。
順路に従って進んでくる人が、みなそこで足を止めて写真を撮っており、デジカメにうつる素晴らしい写真が横から見えて、ものすごくものすごく悔しかったです。

11月24日15:00~15:12 またいつか永観堂の紅葉を訪れることがあったら、この時刻に来るぞ!