ひさしぶりの京都でのお食事。
今回はこちらに初訪問。
1月に訪問しようと予約の電話をしてみたら、1月中旬~下旬にかけて1週間ほどお休みで、
ちょうど訪問がその時期にあたっていたためお流れになったままだったので、リベンジで。
今回のお店のほうのテーマは中秋の名月近くで「月」だったようです。
まだ季節的に青い柿をモチーフにした器で。 なかには海老、銀杏、舞茸、蓮根まんじゅう。
柚子がとてもよく効いていて、酸味も際立ち、すっきり。
マスカットのように緑でみずみずしいのは銀杏です。
豆腐と鱧のお吸い物。上の豆腐は月をかたどったもの、鱧の上に飾られた柚子の細切りは、
風になびくススキをあらわしているのだそうです。
なんとも情緒深い1品。
たまたまこの日は月をモチーフにしているので、柚子がススキをあらわしていましたが、
先週はあしらいや切り方が異なり、お碗の中の風景が違ったのだとか。
お碗の中も季節の移り変わりが早く、一期一会のようですね。
刺身。はまちとやりいか。 今度は器全体が月になっています。
黒い卓の上に置かれた皿は、さながら夜空の闇に輝くお月様のようです。
イカ嫌いなのでわかりますが、人生で初めてイカの刺身を心から美味しいと思いました。
八寸。こちらも、お皿が半月を過ぎて、太った月になっています。
半熟卵、きぬかつぎ、かますの塩焼き、茶豆、しぼり豆腐の白和え
白和えの衣は、かなりねっとり、かつなめらかで、この食感ははじめての体験。
しぼり豆腐と言ってましたが、豆腐の水を切ったのとは、全然違うのですね。
茗荷は生のものが千切りになって薬味として載ってるだけでなく、ナス同様、そのまま姿煮にもされています。
茗荷の煮物って初めていただきましたが、おいしい出汁をたっぷり吸って、やわらかさとかすかに残るしゃっきりした歯ごたえがなんともいえず心地よく、薬味としての香りを残したままで、やみつきになりそうです。
こちらは本当のデザート。ぶどうとブランデーのゼリーに豊水のすりおろし。



