友人とのランチ2日目はカンテサンスのランチ。
2回目の訪問なので、「今日はワインはどうされますか?」と聞かれ、「前回と同じように、お料理に合わせてお願いします」と答えるだけで、スムースにスタートしました。
とうもろこしのスープ
アミューズ。
糖度18度以上の茨城県産のあま~いとうもろこしをつかった冷製スープの上に、焼いたとうもろこしをつかって泡状に仕上げた2層のスープ仕立て。
泡をすくってみると、確かに味はおもいきりとうもろこし。そして焼きもろこしの香ばしさもしっかり感じられます。
下のとうもろこしは、本当に素晴らしく甘い。
前回はトマトでしたが、私はこのとうもろこしのほうがずっと印象的で、かなり好きです。
ヤギのチーズのババロワ
スペシャリテの前菜。
こちらの料理だけは毎回供される、定番のお料理。ヤギのチーズを使ったババロワに、フルール・ド・セル、生のアカデミアナッツを散らし、オリーブオイルを注いだ1品。
前回お料理を食べ終わって次回の予約を入れるときに、「またあの料理食べたいなー」と楽しみにするほど気に入ったものです。定番でいつ来ても食べられるのがうれしいです。
リピートでも、やはり生のアカデミアナッツは「百合根」に見た目も味もそっくり。お店の人に説明されなかったら、きっと「百合根が合ってたよね」なんて会話してると思います。
オリーブオイルは前回と同じ、イタリアのグリーンオリーブから作ったものでした。
こちらに合わせていただいたのが、オーストリアのリースリング。
女性醸造家の方がつくってらっしゃるもので、10年ほど前から無農薬。
ドナウ川沿岸で、その水面からの照り返しの光と熱を利用してぶどうをつくってるのだとか。すごいこと考えるんですね~。
ぶどうの味がしっかりあるものの、すっきりしていて、料理との相性も、また1本目として◎。
リースリング特有の甘さもこちらはなく、しっかりした味わいが印象的。今回飲んだワインで一番好きでした。
トリッパの塩焼き パプリカと小夏のソース
前菜2品目。
やわらかく下処理したトリッパを焦げ目がつくくらい焼いて、小夏のソースで軽く煮てあります。パプリカも使って甘味をプラス。
不思議なことに、トリッパには小夏の酸味・ほろ苦さがかなりしっかり移っているのに、小夏を食べるとまったく酸味が残っていません。面白いですね。
ただ、全体として、少々小夏の風味が強すぎる印象を受けました。
トリッパというとイタリア料理のトマト煮込みしか知りませんから、塩味というのも、焼いてあるというのも非常に新鮮なお料理でした。
こちらには、ムルソーのシャルドネ。
これはまたかなり個性的なシャルドネでした。かなりぶどうの味も主張もつよく、樽も効かせてあって、
グラスから嗅ぐワインの香りはまったく強くないのに、口に含むと香りが一気に広がります。
それでいて、香りも味も余韻はそれほどなく、さっと消えていきます。
小夏の酸味、パプリカの甘味、それとこちらのぶどうの香りの組み合わせを楽しんでください、と出されました。
料理を食べた後にこちらのワインを飲むと、ぶどうの強さが大分やわらいで、ワインだけ飲んだときと感じが変わります。
また、料理を食べた口の中が一瞬でリセットされるのにびっくり。
金目鯛のロースト
魚料理。
大きな「さく」のまま火を通してから切り身にするのは、前回と同じ調理法ですが、スープドポワッソンを皮目に
かけながらしっとりと焼き上げるというのが特徴的。
皮目はぱりっと、中の身はしっとり、の仕上がりになっています、の説明どおり、身は「超しっとり」。
魚は繊維に沿って、ほろほろと身離れはよいですが、こちら、あまりにしっとりしていてナイフをいれて
フォークで差してもまったくくずれません。
「しっとり焼き上げています」と言われても、それほど違いがわからないことが多いのですが、このお料理は
私でも誰でも絶対に感じることができます。
友人いわく、魚というより鶏肉でも食べてるみたい。
これに、中国きゅうり他夏野菜を細かく刻んだソース、沖縄の島オクラをビール入りのベニエという衣をつけて揚げたものなどが添えられています。
これと一緒にいただいたのが。。。 うひゃー、全く覚えてない。
白で、かなりすっきりしていて、私のような普通の人だったらこれを1本目に開けて飲むだろうなと思うくらいの
ものでした。
お料理に合わせてこのワインが3番目に出てくるあたり、違うなーと思ったのは覚えてるのに、
なぜワインを覚えてないんだ、私。
続きは後編で。