今日はオーチャードホールにコンサートに行ってきました♪
7時過ぎに終了だったので、夕食にちょうどいい時間。
半年ほど前から、一番行きたい中華屋さんだったシェフスに行ってきました。
こちら、そこそこ老舗らしいのですが、取材一切お断りとのこと。
確かに、バブル期も、料理人ブーム時も、現在に至るまでの料理ブームでも
寡聞にして聞いたことありません。
とても上品なお味付け、とのことだったので、ヌーベルシノワみたいな感じかしら、と
勝手に想像しながら、適度に空腹状態で入店。
オーダーは
赤ピーマンのマリネ
春巻き
黄にらと押し豆腐の炒め物
和牛頬肉の豆鼓煮込み
花巻 ×2
葱ラーメン 小 ×2
ライチゼリー ×1
生ビール、ペリエを頼んで(各680円)、12500円也。
ピーマンマリネと春巻きは、ちょうどいいスターター。
普通に美味しくいただいていましたが、次の黄にらの炒め物から素晴らしい至福の世界へ。
黄にらのしゃきしゃき感は素晴らしい出来。
料理人最後の腕はテキスチャー(食感)だと言われていますが、
まさにそのとおりと思わせる完璧な火入れ具合。
あっさりだけに終わってしまいがちの押し豆腐にしっかり味が入って、
薄味というより、むしろしっかりした味に仕上がってます。
すごーい、美味しい~と、何度も言いながら食べました。
和牛が来たとき、まずはその姿にびっくり。
写真がへたくそでわかりにくいのですが、ちょっと薄めのステーキというくらい立派なお肉が3枚。
なんて豪華、と思いながら取り皿に1枚いただきます。
しかし、ここは中華屋さん。お箸でいただいてます。大きなお肉を切り分けるナイフもフォークもありません。
でも。
お箸で簡単に分けられるやわらかさ。
そして口に入れたとろんとしたやわらかねっとりの美味しさ。
うそ~、なにこれ~と、予想外の美味しさに語彙が貧弱の女子高生のような率直な驚きの声が
心の中であがります。
ワイン煮込みのようなコクのある肉の甘いたれが花巻によく合います。
〆の葱ラーメン。
想像した以上に、きれいに澄んだ透明なスープのシンプルなラーメンでした。
なぜだろう? こういうタイプのスープが出てくるだろうと想像できていました。
(葱はまったく想像と違いました。いわゆる長細い千切りタイプかと思ってました。)
まずはスープ。
えと。ぜひ、このラーメンを食べにシェフスに行ってください。表現できません。
印象はあっさりですが、複雑だけど一点の濁りもないクリアな味です。
すみません、先日物産展でいただいた塩ラーメンが、雑多で粗野な味に思えてしまいました。
ライチゼリーのゼリーは、ゼリー少なめのやわらかタイプ。
こちらも大大大満足。あまりに美味しいと、人間、表現方法が退化しますね。
明日また伺っても余裕で食べられる中華です。
すぐに、近いうち再訪したいです。
ごちそうさまでした。