今回印象的だったのは、
焼き筍、かますの棒寿司、ふかひれの香味揚げ。

皮ごとおっきなしちりんで焼いて、真っ黒になった皮を、パイナップルの皮を落とすように包丁できれいにし、ひと口大にして出してくれました。
皮ごと焼くとあくもなくなるんですか? と聞いたところ、朝掘りだからもともとあくがないのだとか。
30時間を過ぎるとあくがまわってくるそうです。

焼きかます、といってもバーナーであぶっただけですが、ぱりぱり感と焼いた香ばしさ、そして(半)生の身のやわらかさ。食感が大変良かったです。

そして一番印象的だった、ふかひれの香味揚げ。



うるのブログ   うるのブログ

ふかひれを揚げてあるってどういうこと? と思ったのですが、確かに文字通りでした。
煮て味つけもしてあるふかひれに衣をつけて揚げてあります。斬新さにまずびっくり!
ふかひれの姿煮も数少ないけど食べたことはあります。でも、煮物より、スープがからんだ姿煮より、スープをまとわせていないこちらのふかひれのほうが私は好きだな。



そうそう、印象的といえば、ワインもすっきり和食にとてもよくあって、それがいい意味でおどろきでした。
どのお料理にもよく合いました。



ばちこは前回もいただいて、とにかくお酒に合う、もちろん単体でもとっても美味しい珍味なのですが、大きなものを見せてくれました。



うるのブログ


「ばちこといって、なまこの卵巣を乾燥させた珍味です」と伺っていましたが、15cmくらいの二等辺三角形の小さいへらみたいなものでした。三味線なんかの「ばち」の形をしてるから「ばちこ」なんだそうです。


なまこの卵巣ってこんな形してるの?と不思議に思ったら、これだけで1500匹分のなまこなんだそうです。

タコ糸に細長い卵巣を引っ掛けていって、これだけの大きさにまとめて乾燥させるんですね。
からすみみたいに、1匹の卵巣かと思ってました。

いったい、なにがきっかけで、卵巣を食べてみようなんて思ったのだろう?

乾燥させたら食べられるのでは? などと考えついたのかなあ。


その発想力に、本当に驚きます。


(しかも、1500匹分って。。 

砂地に延々黒い固まりが転がってる姿が頭に浮かんで、一瞬「げ~」って思っちゃいました)



やっぱりカウンターに座って、お店の方にいろいろ話を伺いながら食べるのは楽しいです。

また来月もよろしくお願いいたします。

 

カウンターはじに活けられた桜。お碗に使われた桜はこの種類だそうです。

ちょきんちょきんと切って、お料理のかざりに使われていくので、入店時と退店時では、姿がかわっていました。

こちらは、わりとつんつるてんになってしまった桜。
うるのブログ


タコが盛られていた兜の器の大群(笑)

うるのブログ