<<野性禅山>>
我家の犬達は野性禅に入る。
存分に躍動するだけでなく、
彼らは深静境の野性禅に入る。
犬達にその時間は必要なのだ。
その深静境で自ら精神を鎮め整える。
精神だけではない。肉体の調子も整える。
精神と肉体の調子は直結しているからだ。
「躍動と深静」・・どちらも欠かせない。
どちらも同等に重大で不可欠なのだ。

写真:1995年。元野犬の「攀:han」の野性禅。
彼の躍動は比類なく凄いが、深静境地も見事だった。
「攀」は登攀のハンである。険しい山を攀じ登る意味だ。
実際に彼は、そういうスピリットの犬だった。
彼は16歳で他界した。彼から尊い教えを学んだ。
彼の光り輝く魂は、今も我我を見守ってくれている。
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2014:05:03 ≫