<< 月 光 禅 >>
いつも山から月夜空を仰ぐ。
山の命達も、なにかを感じているだろう。
なにか不思議で尊いものを感じているだろう。
野生の毎日。厳しい毎日。断崖に立つ毎日。
それでも嘆かず全身全霊で生きる山の命達。
彼らの渾身の境涯が映像の如くに現われる。
神がいるとかいないとか。
いたとしたらどうなのか。
いないとしたらどうなのか。
神がいるとかいないにかかわらず、
この世で最も尊いものは慈悲である。
山の命達は「なにかとても尊いもの」を知っている。
「彼らが知っている」ということが強く深く伝わってくる。
≪≪ あのくたらさんみゃくさんぼだい ≫≫

「4月14日:月と光玉」

「4月13日:月と光玉」
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2014:04:19 ≫