<<空手禅//静烈静>>
 
最初の映像は、2012年のWKFの世界チャンピオンの「形:分解」。
以前にも「書庫:武道観」で紹介したが、これは別の角度から撮影した映像。
空手精神に国境など無い。人種の違いも民族の違いも無い。
世界には空手精神というものに共感する人人が大勢いるのだ。
昔昔、異国の人とも一緒に稽古したが、人種の壁など微塵も無かった。
そこには人種や民族や国の違いを気にする者など一人もいなかった。
そこはただ空手精神というものに共感する人人の共感空間だった。
空手は「禅」だと、つくづく実感する。
海外の人人も、なんとなくそれを、感じているだろう。
なにかそういうものを感じて感動するのだと思う。
この映像の観衆の敬意と興奮と拍手も凄いものである。
ところで野性界にも、もちろんこのような「静烈静」がある。
あるというよりも、「その極致がある」と言えるだろう。
野性界の動物達を真に理解するためには、
そういうことも知っておくべきだと思う。
 
剛柔流。「クルルンファ:形:分解」。
 
海外の松濤館流の「捌き」の映像。
 
2007年。WM。エジプトチーム。松濤館流。「雲手:ウンス:分解」。
 
≪≪ストレッチ≫≫
これはテコンドーマスターの「カンシンクル師」のストレッチング。
この動画は下半身のストレッチを見せているが、
上体のストレッチも同じ感覚で行なっているだろう。
空手のストレッチも同じ感覚だ。人によって違うかも知れないが。
昔昔は自分も入念にストレッチしたが、今は簡単に済ませている。
ストレッチで身体と対話する。身体と対話するのがストレッチだ。
身体と意識を通わせる。精神と身体は一体となる。
 
カンシンクル師の「独創プンセ」に禅を感じる。
 
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2014:04:17 ≫